こちらの記事でも書きましたが、かねてよりうわさのあったライカのモノクロ専用機が先週発表され、日本でも発表会が行われたようです。
まずモノクロのデジタルカメラって何、という方には前に書いたこちらの記事を参照ください。
http://blog17gray.seesaa.net/article/110684559.html
モノクロ専用機としてのMライカはM9をベースにしていますが、M9Mという名称ではなくナンバーを排してしばらくはこのままでいくよう。まあこういうカメラもそうそう作るわけではないでしょうからね。Mモノクロームの開発コードネームは"Henri"だそうで、これはもちろんあのブレッソンのファーストネーム(フランス語読みのアンリ)ですね。
ライカMモノクロームのスペルはドイツ式でeのないMonochromとのこと。
モノクロライカは約$8000、当然カラーフィルターはなし、ローパスもなし、赤外線フィルターはあります。こちらライカ公式Mモノクロームのサイトです。
http://en.leica-camera.com/photography/m_system/m_monochrom/
モノクロライカは全面ブラックのストイックなデザインですが、背面液晶は普通のカラー液晶のようです。画竜点睛?ここは少なくともdcs760mみたいにゾーンスケールの露出表示がほしかったところ。
(あとで調べたところインカメラでセピアや冷黒調などカラー処理ができるようです)
こちらのページにモノクロライカのテスト画像があります。まさにクリーンで顕微鏡写真みたいに高精細です。
http://www.l-camera-forum.com/leica-news/2012/05/leica-m-monochrom-review/
こちらはモノクロライカ"Henri"のテストレポートです。中国旅行をベースにして実写例が豊富です。Henriの強みは高感度で8000-10000でもノイズはほぼないということのよう。画像は細かいというより滑らかですね。これがアーチファクトない特徴かもしれません。
http://www.slack.co.uk/slack/Monochrom.html
Mモノクロームのサンプル画像を見ていると、驚くほど細部がち密なのと同時に、とても滑らかですね。実際に高感度でISO8000-10000でもノイズはほぼないということです。
モノクロライカ"Henri"のカラーフィルタがない利点はまず光がカラーフィルタにブロックされないで届くのでセンサー感度が高く、ノイズが少ないという点が大きいようです。あとは各ピクセルをRGBに分割するデモザイク計算がないのでアーチファクト(計算ミスによるノイズ)がないということでしょう。これらの利点って本来フォビオンでも同じはずだけど、DP1や2使っててもシャープとは感じるけど、あまり滑らかとは感じないでむしろ硬めです。フォビオンでは高感度が弱点ということも関係しているでしょう。
そう言う意味ではカラーフィルタがなく光がたっぷり届く感度の高さを含めてやはりこのモノクロライカがカラーフィルタのないことの利点を初めて(dcs760mとかはまあ除いて)見せてくれたというのはありそうです。もちろんMモノクロームではカラーは撮れませんのでフォビオンの利点は残っていますので念のため。
問題点ももちろんあって、露出オーバーしてもどこかのチャンネルに情報が残ってるカラーと異なり、露出オーバーすると情報が完全に飛ぶので注意とあります。先のサイトでは露出が低めに出るとありますが、そのためでしょう。
感度が高いのは利点でもありますが、基本がISO320なので場合によってはNDフィルタが必要になるというのも問題の方にもカウントできるでしょう。またカラーからチャンネルミキサーでモノクロつくるのと違ってオレンジとか黄色の光学的なフィルターワークも必要ではあるかもしれません。
いずれにせよ面白い選択であることはまちがいないですね。
もう一つの注目点は標準レンズの代表ともいえるズミクロン50が大きく改良されてアポ・非球面ズミクロンとなったことです。アポズミクロンは後群フローティングエレメントでMレンズ史上最高性能とのこと。マクロでない50mmレンズでフローティングエレメントって珍しいですね。よくコスト度外視って宣伝文句に使うけど、さすがライカは半端なくやります。50mm F2.0というスペックのレンズにこんなのを出すところはライカならではです。
アポズミクロン50は50mmだけどテレ設計してますね。非球面35mmと似た後ろにパワーが来るタイプです。50mmとしては異例なほど後ろにパワー配置をシフトさせた光学設計なのでかなりコンパクトです。
http://en.leica-camera.com/photography/m_system/lenses/8884.html
テレ設計は望遠の設計のことではなく、光学中心を後ろにずらしてレンズを短くするもので、一眼広角のレトロ設計の逆です。レトロはミラーのためのバックフォーカスの確保のためで、テレはコンパクトにするためです。
2012年05月15日
2012年04月08日
今年の桜とFlashAir
いよいよ待望の桜の季節となり、Pentax Qで軽やかに撮りに行きました。こうして桜が咲くと終わらない冬はない、という気持ちにさせてくれます。

Pentax Q, 02 Standard Zoom

Pentax Q, 01 Standard Prime

Pentax Q, 03 Fish-Eye
今回の秘密兵器はFlashAirです。これはWiFi機能を持ったSDカードです。そう書くとなんとなくEye-Fiの二番煎じ的ですが、その実は異なります。
東芝 FlashAirのページ
http://www.toshiba.co.jp/p-media/flashair/

少し前のEye-FiではルーターがないとWiFiのネットワークが形成できないので、カメラとスマートフォンだけでは転送ができないのでポケットルーターのようなものが必要でした。しかし最近のEye-FiのダイレクトモードではSDカード自体が中継機能を持つので、ポケットルーターを持ち歩かなくてもカメラとスマートフォンだけでダイレクトにやりとりができます。
ただしEye-Fiのダイレクトモードではカメラからスマートフォン側のEye-Fiアプリに同期して送らなければ中身を確認できません。つまりいったんすべてスマートフォン側に送るので高画素でたくさん撮ると転送に時間がかかります。また、カメラがEye-Fiに対応していないとこの転送中にオートシャットオフされてしまい、Eye-Fi自体の電源が切れるという事態になってしまいます。(Eye-Fi対応のカメラでは転送中には自動電源オフは効かなくなります)
FlashAirの方式はSDカード内にWebサーバーがあるので、スマートフォンから能動的に閲覧をしに行って、必要なものだけスマートフォンに取り込むことができます。そのため、いま良いのが取れたのですぐにTweetしたいというときに便利です。実際今日もそうやって使いました。

iPhoneからFlashAirのネットワークがWiFi接続一覧のなかに見えるのでパスワードで接続すると、ブラウザーからこういう風にサムネイルが一覧でホームページを閲覧してるように見えます。縮小画像をタップすればホームページと同じで元画像が開くので取り込みはそれを保存するだけです。
いまPentax QではRaw Jpeg同時記録にしてるのでjpegのみサムネイルが表示されてます。
一枚ずつダウンロードのは便利だけど逆に一括ダウンロードが出来ない、またスマートフォンからの削除もできないという難はあります。ただ取り込みに関しては家でPCでやるのであまり問題にはなりません。
FlashAirを使うときの注意ですが、カメラの機能でカードを初期化しないでください。これをやると中のソフトウエアが壊れてしまいます。初期化はPCからやります。
カメラだけではなく、たとえばノートパソコンにFlashAirを装着してFlashAirにデータを転送するとスマートフォンへの共有なんかもできるようです。(つまり電源さえ供給されればよい)
面白い使い方ができそうですね。
Pentax Q, 02 Standard Zoom
Pentax Q, 01 Standard Prime
Pentax Q, 03 Fish-Eye
今回の秘密兵器はFlashAirです。これはWiFi機能を持ったSDカードです。そう書くとなんとなくEye-Fiの二番煎じ的ですが、その実は異なります。
東芝 FlashAirのページ
http://www.toshiba.co.jp/p-media/flashair/
少し前のEye-FiではルーターがないとWiFiのネットワークが形成できないので、カメラとスマートフォンだけでは転送ができないのでポケットルーターのようなものが必要でした。しかし最近のEye-FiのダイレクトモードではSDカード自体が中継機能を持つので、ポケットルーターを持ち歩かなくてもカメラとスマートフォンだけでダイレクトにやりとりができます。
ただしEye-Fiのダイレクトモードではカメラからスマートフォン側のEye-Fiアプリに同期して送らなければ中身を確認できません。つまりいったんすべてスマートフォン側に送るので高画素でたくさん撮ると転送に時間がかかります。また、カメラがEye-Fiに対応していないとこの転送中にオートシャットオフされてしまい、Eye-Fi自体の電源が切れるという事態になってしまいます。(Eye-Fi対応のカメラでは転送中には自動電源オフは効かなくなります)
FlashAirの方式はSDカード内にWebサーバーがあるので、スマートフォンから能動的に閲覧をしに行って、必要なものだけスマートフォンに取り込むことができます。そのため、いま良いのが取れたのですぐにTweetしたいというときに便利です。実際今日もそうやって使いました。
iPhoneからFlashAirのネットワークがWiFi接続一覧のなかに見えるのでパスワードで接続すると、ブラウザーからこういう風にサムネイルが一覧でホームページを閲覧してるように見えます。縮小画像をタップすればホームページと同じで元画像が開くので取り込みはそれを保存するだけです。
いまPentax QではRaw Jpeg同時記録にしてるのでjpegのみサムネイルが表示されてます。
一枚ずつダウンロードのは便利だけど逆に一括ダウンロードが出来ない、またスマートフォンからの削除もできないという難はあります。ただ取り込みに関しては家でPCでやるのであまり問題にはなりません。
FlashAirを使うときの注意ですが、カメラの機能でカードを初期化しないでください。これをやると中のソフトウエアが壊れてしまいます。初期化はPCからやります。
カメラだけではなく、たとえばノートパソコンにFlashAirを装着してFlashAirにデータを転送するとスマートフォンへの共有なんかもできるようです。(つまり電源さえ供給されればよい)
面白い使い方ができそうですね。
2012年03月15日
ライカからモノクロセンサー搭載カメラの噂
ライカMデジタルの次のバージョンでモノクロセンサー搭載の噂が出てます。 http://t.co/XSNVpvjA
実は以前もライカにモノクロセンサー搭載の噂は出てました。モノクロセンサーならフォビオンみたいな複雑な構造でなくても最高の解像力が得られます。フォビオンみたいに高感度性能は目をつぶってということもありません。
以前書いたモノクロセンサーに関する記事はこちらです。
http://t.co/Ui1aozNx
先の噂の中であげられてるPhaseOneの件も書いてます。数年前に書いた記事ですけどモノクロセンサーに関してはこれからあまり変わってないでしょうね。
モノクロセンサー使ったデジタルカメラってプレス用とか研究用なので、コンシューマー用としてはおそらく初になるでしょう。これでフルサイズならちょっとすごい。本当ならいくら高くても買いたいですね、値段が高くなってもPhaseOneとかDC760mの中古よりは安いでしょう 笑。
実は以前もライカにモノクロセンサー搭載の噂は出てました。モノクロセンサーならフォビオンみたいな複雑な構造でなくても最高の解像力が得られます。フォビオンみたいに高感度性能は目をつぶってということもありません。
以前書いたモノクロセンサーに関する記事はこちらです。
http://t.co/Ui1aozNx
先の噂の中であげられてるPhaseOneの件も書いてます。数年前に書いた記事ですけどモノクロセンサーに関してはこれからあまり変わってないでしょうね。
モノクロセンサー使ったデジタルカメラってプレス用とか研究用なので、コンシューマー用としてはおそらく初になるでしょう。これでフルサイズならちょっとすごい。本当ならいくら高くても買いたいですね、値段が高くなってもPhaseOneとかDC760mの中古よりは安いでしょう 笑。
2012年03月11日
あれから一年
3.11の震災から今日で一年が経過します。
その時2時46分には私は会社の18階で会議に参加してたんですが、かなり大きく揺れが長いこと続いたのは覚えてます。ただ東京付近での被害はそのくらいで、電車が止まったせいでその日は家に帰れたのは深夜過ぎですが、それまでは会社にいて電気もネットも使えたので帰るまでずっと海外の仕事相手とメールで仕事を続けてました。
ただ私は実家が宮城で被災地域の真っ只中なので、連絡がしばらく取れない間は心配で気が気ではなかったんですが実家から無事で特になんでもないと数日後に連絡があったので安心しました。
家に戻ったのは夏のことです。家は仙台南の平野部ですがなんと津波の到達点は家の数百メートル先まで来ていました。家は4km以上海岸から離れていて、海の匂いもまったく感じられないようなところなのにです。家と海岸の間には高く盛土された高速道路があって、それで護られたかたちです。沿岸の防波堤は軽く越えられ、防風林の松林もすべてなぎ倒されて、高速道路が最後の防波堤になるとは誰一人想像できなかったでしょう。それでも勢い余った水が海岸から4kmまで来ました。高速道路がなければさらに被害は拡大したかもしれません。
こちらはうちから数百メートル歩いたところのたんぼの光景で、ここまで海水が来たところです。すでに稲穂は青々としていました。左側は見慣れた田園風景ですが、右は荒れ地になっています。海水が入った田んぼは稲作ができないからです。ここから海岸まではずっとこうした荒れ地になっています。

少し歩くと地震の日から電車が来ていない線路に雑草が生い茂っていました。この区間はまったく再開のめどはありません。

それから親の運転で近くの沿岸部の状況を見に行きました。下の写真は行く途中に国道から見た海が見えていますが、本来ここから海は見えないはずなんです。海岸線は松林がずっとおおわれてそこまで家々が続いていたはずです。この国道も海水が超えているので、見える緑はすべて雑草です。

実際の沿岸部は想像を超えたものでした。写真をあげるのは遠慮しておきます。
家は破壊されるか撤去されたかで土台だけになっています。電柱は倒れているか残ったものは傾いています。沿岸の松林はほぼなぎ倒されています。何度も来たはずのうちの親もまったくここがどこかわからないというほど様変わりしています。そして土台だけになった家々のあちこちには玄関があったところに花が添えられています。それが延々とどこまでも続いています。
うちの親も震災後に様子を見に回った時は運転しながら涙が止まらなかったと言っていました。これは実際にそこに行ってみないとわからない感情です。正直言って見る前までは事故見物的なうしろめたさがありましたが、見た後はこれはみなが見に来るべきではないかと考え直しました。
そうしていろいろと考えて受け止めることが、この自然が豊かだが同時に恐ろしい国に住む我々の務めではないでしょうか。
失われたいくたの命のご冥福をお祈りします。
その時2時46分には私は会社の18階で会議に参加してたんですが、かなり大きく揺れが長いこと続いたのは覚えてます。ただ東京付近での被害はそのくらいで、電車が止まったせいでその日は家に帰れたのは深夜過ぎですが、それまでは会社にいて電気もネットも使えたので帰るまでずっと海外の仕事相手とメールで仕事を続けてました。
ただ私は実家が宮城で被災地域の真っ只中なので、連絡がしばらく取れない間は心配で気が気ではなかったんですが実家から無事で特になんでもないと数日後に連絡があったので安心しました。
家に戻ったのは夏のことです。家は仙台南の平野部ですがなんと津波の到達点は家の数百メートル先まで来ていました。家は4km以上海岸から離れていて、海の匂いもまったく感じられないようなところなのにです。家と海岸の間には高く盛土された高速道路があって、それで護られたかたちです。沿岸の防波堤は軽く越えられ、防風林の松林もすべてなぎ倒されて、高速道路が最後の防波堤になるとは誰一人想像できなかったでしょう。それでも勢い余った水が海岸から4kmまで来ました。高速道路がなければさらに被害は拡大したかもしれません。
こちらはうちから数百メートル歩いたところのたんぼの光景で、ここまで海水が来たところです。すでに稲穂は青々としていました。左側は見慣れた田園風景ですが、右は荒れ地になっています。海水が入った田んぼは稲作ができないからです。ここから海岸まではずっとこうした荒れ地になっています。
少し歩くと地震の日から電車が来ていない線路に雑草が生い茂っていました。この区間はまったく再開のめどはありません。
それから親の運転で近くの沿岸部の状況を見に行きました。下の写真は行く途中に国道から見た海が見えていますが、本来ここから海は見えないはずなんです。海岸線は松林がずっとおおわれてそこまで家々が続いていたはずです。この国道も海水が超えているので、見える緑はすべて雑草です。
実際の沿岸部は想像を超えたものでした。写真をあげるのは遠慮しておきます。
家は破壊されるか撤去されたかで土台だけになっています。電柱は倒れているか残ったものは傾いています。沿岸の松林はほぼなぎ倒されています。何度も来たはずのうちの親もまったくここがどこかわからないというほど様変わりしています。そして土台だけになった家々のあちこちには玄関があったところに花が添えられています。それが延々とどこまでも続いています。
うちの親も震災後に様子を見に回った時は運転しながら涙が止まらなかったと言っていました。これは実際にそこに行ってみないとわからない感情です。正直言って見る前までは事故見物的なうしろめたさがありましたが、見た後はこれはみなが見に来るべきではないかと考え直しました。
そうしていろいろと考えて受け止めることが、この自然が豊かだが同時に恐ろしい国に住む我々の務めではないでしょうか。
失われたいくたの命のご冥福をお祈りします。
2012年02月11日
CP+ 2012
CP Plus 2012行ってきました。今年は話題のモデルも多いということで人の入りも多かったように思えますね。以降写真はCANON s95です。

Sigma DP2 Merrill

左DP2x、右DP2 Merrill
まず脇目も振らずシグマに一直線でDP2 merrill見てきました。私も良く使ってるDP2にSD1のセンサーを搭載した最強コンパクト。センサー自体もやや大きくなってレンズも再設計されてるので持った感じ大きく思います。でも旧タイプと並べて見るとさほどではないですね。
レンズは沈胴しません。その代わりにレンズ周りがフォーカスリングになっているようです。良い改良ですね。
また試作機ではありますがメニューなんかもきれいで早いし全体にシェープアップされてる感じ。DP2から販売しそう。DP2 Merrill用のレンズがミラーレス流用されてるのでその辺も関係してるんでしょうね。
SD1のMerrillとの違いはロゴだけだそうです。これはレンズシステムごと買わないといけないので保留。

PENTAX Q
今回からはペンタックスとリコーがならぶブースとなります。まあこうして見るとベクトルが似てると言えなくはないです。Pentax Qでは待ち望んだQの望遠ズームとボディキャップとして使えるレンズ。望遠ズームは聞いたけどスペック不明でした。ボディレンズはピンホールではなくレンズははまってるとのこと。

Pentax K-01
K-01はマークニューソンデザインのデザイナーもの。ファインダーがありそうなデザインですが、ファインダーはなく液晶のみです。そのためコンパクトデジカメ風に両手で持って撮りますが、ミラーレスって言ってもKマウントで普通に厚みがあるのでちょっと違和感があります。実際に持って見るとブロックか箱持ってるみたい。それと少し重いかも。
ただ薄さで勝負するとソニーやパナみたいな家電メーカーに負けるので、カメラっぽくマウント資産で勝負というのはわからなくもないです。
このギネスに乗るような薄いパンケーキレンズは従来のKマウントカメラでも使えるそうで、後玉は当たらないそうです。またミラーレス専用設計レンズというのは考えてないよう。まあなんのためのミラーレスかと言うのは疑問が残らなくはないですね。

OM-D E-M5
こちらオリンパスのOM-D E-M5のブース。すごい人気でした。E-M5はカメラっぽいデザインが良いですね。見た目は一番かもしれません。ボディの質感も妙に60-70年代カメラっぽくて良く出来てます。
この前フィルムカメラ特集と言うことでカメラ女子雑誌をみたらF3とかローライフレックスみたいにアサヒカメラなみの本格的なカメラが紹介されていてちょっと驚きました。少し前ならフィルムカメラ特集というとホルガとかロモみたいにトイカメラでほわっと撮るのが主だったでしょう。ミラーレスは簡単って言って入った人が今度は写真面白いって言うのでより本格志向のものを選ぶんでしょうね。

左 X-Pro1、右 X-100ブラックモデル
こちら富士のX-Pro1。こちらはなんとなく実物を見るといま一つと感じました。量産品っぽくなった感じです。X100のブラックモデルの方が質感は良さそう。

シネマEOS C300はやはりプロ向けなんで興味半分ですが、カメラってもともとアマもプロも同じ機材を使うって言うところが良いところなんですが、シネマ系が出るとそうも言えなくなるという感じですね。もっともメーカーとしてはそこが利益率高いところでしょう。

ニコンではD800Eが3600万画素のプリントサンプルが展示されてました。画像は全体とその一部です。
SD1もそうだけど、このレベルになるともうレンズがついていかないように思える。そういう意味でも専用設計のDP2 Merrillは期待大なんです。

左ミラーレス用400/8、右Tマウント800/8
ちょっと面白かったのがケンコートキナーのミラーレンズです。フォーサーズ用もあってミラーレスにミラーがついたとかニュースになってました。ケンコーのはTマウントでアダプターを介してキャノンやニコンにも使えます。800mmでさえ軽くて持った感じも手持ちでもバランスとれます。ただマニュアルフォーカスのみ(F6.3でもモーターがそもそもない)で流鏑馬は無理だけどネイチャーは良さそうです。あとスナップに使っても面白いんです。
ちなみにミラーレンズは反射望遠鏡みたいなレンズで焦点距離の割にはコンパクトです。こちらは私が前にヤシコンのミロター使ってたときの作例です。左はリング状のボケに注目。右はその圧縮効果(望遠効果)の高さを見てください。

コンタックス RTSII、ミロター 500/8

いつも展示されてるんですが、JCII(カメラ博物館)コーナーです。JCIIは半蔵門にあってカメラ図書館も併設されて私も調べ物するときなんか使ってます。
これはいわば1865年の湿板時代のコンパクトカメラですね。ミラーレス・デジカメ時代のいまでなくても、昔からコンパクトカメラの要求はあったようです。ただしこの時代は露出時間が長いので手持ちは無理だったでしょう。そして手持ちでカメラマンが外で自由に撮るにはライカの誕生を待つことになります。
Sigma DP2 Merrill
左DP2x、右DP2 Merrill
まず脇目も振らずシグマに一直線でDP2 merrill見てきました。私も良く使ってるDP2にSD1のセンサーを搭載した最強コンパクト。センサー自体もやや大きくなってレンズも再設計されてるので持った感じ大きく思います。でも旧タイプと並べて見るとさほどではないですね。
レンズは沈胴しません。その代わりにレンズ周りがフォーカスリングになっているようです。良い改良ですね。
また試作機ではありますがメニューなんかもきれいで早いし全体にシェープアップされてる感じ。DP2から販売しそう。DP2 Merrill用のレンズがミラーレス流用されてるのでその辺も関係してるんでしょうね。
SD1のMerrillとの違いはロゴだけだそうです。これはレンズシステムごと買わないといけないので保留。
PENTAX Q
今回からはペンタックスとリコーがならぶブースとなります。まあこうして見るとベクトルが似てると言えなくはないです。Pentax Qでは待ち望んだQの望遠ズームとボディキャップとして使えるレンズ。望遠ズームは聞いたけどスペック不明でした。ボディレンズはピンホールではなくレンズははまってるとのこと。
Pentax K-01
K-01はマークニューソンデザインのデザイナーもの。ファインダーがありそうなデザインですが、ファインダーはなく液晶のみです。そのためコンパクトデジカメ風に両手で持って撮りますが、ミラーレスって言ってもKマウントで普通に厚みがあるのでちょっと違和感があります。実際に持って見るとブロックか箱持ってるみたい。それと少し重いかも。
ただ薄さで勝負するとソニーやパナみたいな家電メーカーに負けるので、カメラっぽくマウント資産で勝負というのはわからなくもないです。
このギネスに乗るような薄いパンケーキレンズは従来のKマウントカメラでも使えるそうで、後玉は当たらないそうです。またミラーレス専用設計レンズというのは考えてないよう。まあなんのためのミラーレスかと言うのは疑問が残らなくはないですね。
OM-D E-M5
こちらオリンパスのOM-D E-M5のブース。すごい人気でした。E-M5はカメラっぽいデザインが良いですね。見た目は一番かもしれません。ボディの質感も妙に60-70年代カメラっぽくて良く出来てます。
この前フィルムカメラ特集と言うことでカメラ女子雑誌をみたらF3とかローライフレックスみたいにアサヒカメラなみの本格的なカメラが紹介されていてちょっと驚きました。少し前ならフィルムカメラ特集というとホルガとかロモみたいにトイカメラでほわっと撮るのが主だったでしょう。ミラーレスは簡単って言って入った人が今度は写真面白いって言うのでより本格志向のものを選ぶんでしょうね。
左 X-Pro1、右 X-100ブラックモデル
こちら富士のX-Pro1。こちらはなんとなく実物を見るといま一つと感じました。量産品っぽくなった感じです。X100のブラックモデルの方が質感は良さそう。
シネマEOS C300はやはりプロ向けなんで興味半分ですが、カメラってもともとアマもプロも同じ機材を使うって言うところが良いところなんですが、シネマ系が出るとそうも言えなくなるという感じですね。もっともメーカーとしてはそこが利益率高いところでしょう。
ニコンではD800Eが3600万画素のプリントサンプルが展示されてました。画像は全体とその一部です。
SD1もそうだけど、このレベルになるともうレンズがついていかないように思える。そういう意味でも専用設計のDP2 Merrillは期待大なんです。
左ミラーレス用400/8、右Tマウント800/8
ちょっと面白かったのがケンコートキナーのミラーレンズです。フォーサーズ用もあってミラーレスにミラーがついたとかニュースになってました。ケンコーのはTマウントでアダプターを介してキャノンやニコンにも使えます。800mmでさえ軽くて持った感じも手持ちでもバランスとれます。ただマニュアルフォーカスのみ(F6.3でもモーターがそもそもない)で流鏑馬は無理だけどネイチャーは良さそうです。あとスナップに使っても面白いんです。
ちなみにミラーレンズは反射望遠鏡みたいなレンズで焦点距離の割にはコンパクトです。こちらは私が前にヤシコンのミロター使ってたときの作例です。左はリング状のボケに注目。右はその圧縮効果(望遠効果)の高さを見てください。
コンタックス RTSII、ミロター 500/8
いつも展示されてるんですが、JCII(カメラ博物館)コーナーです。JCIIは半蔵門にあってカメラ図書館も併設されて私も調べ物するときなんか使ってます。
これはいわば1865年の湿板時代のコンパクトカメラですね。ミラーレス・デジカメ時代のいまでなくても、昔からコンパクトカメラの要求はあったようです。ただしこの時代は露出時間が長いので手持ちは無理だったでしょう。そして手持ちでカメラマンが外で自由に撮るにはライカの誕生を待つことになります。
2012年02月02日
冬の情景
2012年01月12日
コダック、フィルムの取り扱いは継続
昨日の続報ですが、コダックのフィルム部門は消えたけどフィルムの取り扱いは続けるそうです。
http://slashdot.jp/story/12/01/11/172224/
http://slashdot.jp/story/12/01/11/172224/
2012年01月11日
コダックフィルム部門消滅
ひとつの歴史が終わりました。
> 米コダック、フィルム部門が消滅 組織改革を発表 http://t.co/9ZtsxhfC
まだ冷蔵庫の中にPKMとかPKRがちょっと入ってますけどね。いつかここぞと言うときに撮ろうと思って。このまま冷蔵庫の中でフィルムという記録メディアがあったという記憶と共に凍ったままになるでしょう。
フィルムの前のカメラの記録メディアは乾板だったわけですが、乾板とフィルムって確か数十年は並存してたと思いました。乾板も平面性が高いという画質的な利点があったわけです。それもやがてフィルムの利便性に取って変わられました。こうして歴史はまた繰り返されます。
2012年01月08日
冬牡丹2012
2011年12月11日
平林寺の紅葉2011
週末は新座の平林寺に行って来ました。もう紅葉も今年最後になります。
カメラは今回もPENTAX Qです。

iPhone4S
実のところここ数年は平林寺はあまり良くなかったので主軸を本土寺に移してたんですが、今年は当たりだったようです。まず平林寺に行く道すがらの新座の散歩道が紅葉に囲まれた感がありなかなか素晴らしいものです。
この「世界」を写真として表現したいと思いました。
Camera : PENTAX Q, 01 Standard Prime, 02 Standard Zoom, 03 Fish- Eye





平林寺はかなり巨大な敷地を持ってるのでなかを歩くと一時間はかかります。なかでも最近はもみじ山という一角が新設されていて素晴らしい散歩道になってました。

この週末は散った葉を撮るくらいかと思ってましたが思ってたよりは撮れました。しかし今年の紅葉ももう終わり、あとは年の瀬となります。帰ろうとすると境内の一角に石が鎮座していました。君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」です。

さざれ石(細れ石)というのは特定の場所にある石ではなく一般的な石の種類で、小さな石が集まって結合して大きな岩となったものを言うそうです。東京近くでは鎌倉八幡宮にも置いてあります。
国歌論議では「君(天皇)の世」って言うところが取り上げられますが、そこをひとまず置いておくと残りの歌詞は日本人らしさを象徴していると言えるでしょう。
暮れようとしている2011年は東日本大震災・原発の大災害で日本にとって戦後最大の困難な一年だったと思います。しかしそこをひとりひとりは石のように忍耐づよく、そして皆が一つの岩のように結束して切り抜けたところを海外のメディアが賞賛するのはお世辞ではなくやはり日本人ならではの強みでしょう。
もしかすると2012年は今年の余波とかつてない円高などの影響でもっと厳しくなるかもしれませんが、このさざれ石のように日本人が一つに結束して切り抜けることを願ってやみません。
カメラは今回もPENTAX Qです。
iPhone4S
実のところここ数年は平林寺はあまり良くなかったので主軸を本土寺に移してたんですが、今年は当たりだったようです。まず平林寺に行く道すがらの新座の散歩道が紅葉に囲まれた感がありなかなか素晴らしいものです。
この「世界」を写真として表現したいと思いました。
Camera : PENTAX Q, 01 Standard Prime, 02 Standard Zoom, 03 Fish- Eye
平林寺はかなり巨大な敷地を持ってるのでなかを歩くと一時間はかかります。なかでも最近はもみじ山という一角が新設されていて素晴らしい散歩道になってました。
この週末は散った葉を撮るくらいかと思ってましたが思ってたよりは撮れました。しかし今年の紅葉ももう終わり、あとは年の瀬となります。帰ろうとすると境内の一角に石が鎮座していました。君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」です。
さざれ石(細れ石)というのは特定の場所にある石ではなく一般的な石の種類で、小さな石が集まって結合して大きな岩となったものを言うそうです。東京近くでは鎌倉八幡宮にも置いてあります。
国歌論議では「君(天皇)の世」って言うところが取り上げられますが、そこをひとまず置いておくと残りの歌詞は日本人らしさを象徴していると言えるでしょう。
暮れようとしている2011年は東日本大震災・原発の大災害で日本にとって戦後最大の困難な一年だったと思います。しかしそこをひとりひとりは石のように忍耐づよく、そして皆が一つの岩のように結束して切り抜けたところを海外のメディアが賞賛するのはお世辞ではなくやはり日本人ならではの強みでしょう。
もしかすると2012年は今年の余波とかつてない円高などの影響でもっと厳しくなるかもしれませんが、このさざれ石のように日本人が一つに結束して切り抜けることを願ってやみません。

