2008年03月30日

さくら 2008

今年の桜は鎌倉・横浜方面へと出掛けました。
しかしタイミングがよいのか、わるいのか、満開が週末に当たったのはいいんですが、昨日も今日も予報よりも天気がくずれてしまいいまひとつではありました。
とはいえ、いくつかアップしましたのでご覧ください。

今回のテーマは桜と和と洋の敬虔な風景です。
こちらは鎌倉で撮ったもので、場所は建長寺です。

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(左: EOS-1DsMkII, VK50ソフトレンズ 右: Sigma DP1)

建長寺も前は庭に仕切りがなかったのでいろんなアングルから撮れたんですが、最近は撮る場所が制限されてしまいました。
ちなみに鎌倉の数ある禅寺の最高位がこの建長寺で、けんちん汁の名の由来でもあります。

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(Sigma DP1)

上の写真は段葛という八幡宮の参道を覆う桜並木です。

こちらは横浜は山手通りの桜です。

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(左と中: EOS-1DsMkII, 135mm f2.8 右: Sigma DP1)

山手教会と外国人墓地です。桜はどこか生と死、あるいは再生と復活を考えさせるところがあり、敬虔で静謐な空間が落ち着いて融和しています。まえにモノクロのマリア像をアップしましたが、その背景の木は実は桜ですので、この季節にはより映えます。

外人墓地はなかによい桜があるんですが、ついたころにはもう光がよくない状態でした。しかしこの献花されたチューリップは墓石と鮮やかな対照をなしていました。

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(Sigma DP1)

外人墓地にいくたび桜が咲いたことでしょう。
時が過ぎ、墓石の多くは忘れられていき、こうして縁故者が献花してくれているところはわずかです。しかしいくたびに生花は絶えず、人の想いが時を越えて続いていることが分かります。
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2008年03月27日

さくらとSigma DP1

今年のさくら、第一弾です!
少し早いかと思いましたが、もういい頃合いですね。

SDIM0690.jpg      SDIM0780.jpg

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(4枚ともSigma DP1)

ちなみに近距離のものはMFで目測です。このほかにもたくさん撮ったのですが、この桜のように入り組んだもので近距離ではAFだと思ったところより前ピンや後ピンになっていることが多く、結果的に目測の方が確実な場合も多いです。
APS-Cサイズで実焦点距離16mmとは言え、F4というのは意外とピンが薄くて、MF設定で5-10cm単位でピンを送ると40cm-1mレンジではかなりピンの位置が変わります。

わたしも28mm一本勝負でさくらというのは初めてですが、DP1の素晴らしさを再認識しました。使いにくいと言えば、使いにくいですが、このサイズでこの描写力というのは病み付きになります。コンパクトだからコンパクトの使い方をしなければならない、ということではなく、一眼を本来もって行くところでもあえてDP1をもって行きたくなります。

ここにわたしはデジタル時代に高級コンパクトカメラが復活したということに確信がもてました。
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2008年03月24日

DP1とビッグサイト

そういえば、前のPIEの記事でこれをアップするのを忘れてました。
Sigma DP1で撮ったビッグサイトです。

SDIM0690.jpg
Sigma DP1, ISO100

これはもう閉会間際の傾いた陽なので、空がきれいにグラディエーションしています。これを8bitで現像すると空はトーンジャンプしましたので、16bitで現像しなおしました。
そういえばビッグサイトを真面目に撮るというのもあまりなかったような。。
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2008年03月23日

PIE2008とDP1のデジタルズーム

いつもはカメラショウというと初日とか早いうちにいくんですが、今回は土曜の最終日に行ってきました。
というのも前半は雨が降ってたので、晴れた日に行ってついでに台場でまたDP1の写真をとって溜め込んでおこうという魂胆です。
ということでフォトエキスポに行く前にたっぷりとDP1を使いました。けっこうDP1でも真面目に撮っていると面白いもので、肝心のフォトエキスポに行く時間が足りなくなったりしました。
この辺はまたアップして行きたいと思います。

PIE2008にもどるとまずはDP1記念にシグマのブースに行って見ました。
他社ともぱっとした製品はないように思いますが、相変わらずシグマは元気です。フィルム時代はタムロンとシグマは区別ができない感じもありましたが、いまはずいぶん違います。
DP1関係ではアーチザン&アーチストと提携したストラップが目を引きます。ただこういうのよりはリストストラップがほしいところです。

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あとはこのグリーンモンスター、なんと200-500/2.8のズームです。

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みな一様に「これホントに売るものですか?」と聞いていたのがおもしろかったですね。これは専用のテレコンをつけた状態で400-1000/5.6としてデモをしていました。

まじめにほしいと思うのは、この50/1.4です。

pie2008b.jpg

50/1.4というと新鮮味はないですが、このでかさはただものではありません。フィルターはなんと77mmということです。普通の50/1.4は56mmか58mmくらいですから。。72mmの間違いかもしれませんが、それでも50/1.2クラスですので、これは各社の普通の50/1.4というより55/1.2とかそうした感覚があります。F1.2のデザインであえてF1.4に抑えていたとしたら。。描写力もただものではないでしょう。
シグマなので色味がちょっと気になりますが、出来次第では考えたいですね。

SONYのフラッグシップの出展もありましたが、フルサイズでCCD手ぶれ補正というのはなかなか面白そうです。

pie2008e.jpg

あとおもしろかったのはこの富士フィルムの銀塩レンジファインダーです。これ、なんと6x7です。

pie2008g.jpg

聞いて見ると645にしなかったのはデジタルと差を付けるためと、まえに645はやってるから(GS645)だそうです。
レンズは80mm/3.5ですので6x7ならば標準ですね。

それとおもしろかったのはこのローライのデジタルミニです。

pie2008h.jpg

きちんと撮れるだけではなく、こだわりがおもしろいデジカメです。なにしろクランクで巻き上げないと次が取れないとか、正方フォーマットで撮れるとか、なかなか面白いデジカメです。

カメラ博物館も展示物を出していました。

pie2008i.jpg      pie2008j.jpg

スピグラのような名機からスパイカメラ、軍事カメラなどなかなかおもしろい展示です。

また今日はDP1をコンパクトカメラとしてもメモ取りに活用しました。今回の画像はすべてDP1です。ただDP1はメモ取りカメラとしては暗い、寄れない、ぶれが怖いとちょっとつらいところはあります。
寄れないということに関してはデジタルズームを使用するとかなり解消されます。今回はデジタルズームを活用してみました。
ピクセル品質がよいせいか、補完もなかなかいいように思います。
たとえばこれはたまたま会場にあった物撮りデモを使って撮ったものですが、3倍のデジタルズームを使っています。

pie2008f.jpg

ことしはあまり目玉がなかったように思いますが、今年はフォトキナの年なので、なにかあってもフォトキナ待ちというところでしょうね。
posted by ささき at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ カメラ・レンズなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月17日

DP1と28mm

DP1は露出モードや露出補正などスナップ写真を撮るうえでは本体機能も十分なものを持っているので、RFや一眼で28mm一本勝負の単焦点で撮り歩くのに近い感じです。

SDIM0269.jpg          SDIM0319.jpg

SDIM0484.jpg          SDIM0498.jpg
Sigma DP1 (4点とも)

感覚的にはRFでの軽快な撮影に近いですけれども、液晶で正確なフレーミングができるので仕上がりは期待通りのものが得られます。
高級コンパクトではわたしはもっぱらTの38mmとかミニルックスの40mmのように標準よりの画角を使っていたので、コンパクトで28mmというのはTvsでのワイド端くらいです。GR21の21mmとなるとまた別世界ですからね。135フォーマットの標準はもともと43mmですから、38mmとか40mmというと標準レンズ的に使えるわけです。
それに対して28mmというと、交換レンズの一本として50mmとか90mmもしくは135mmと合わせるにはとても使いやすいと思います。このときは50mmが軸になるので35mmだとあまり差がないため、28mmのように広角の特徴がはっきり出た方が使いわけやすいと言えるでしょう。

ただし28mm一本だけというとなかなか考えさせられます。
標準に比べるといろいろと入ってしまうのでそれをどう処理するか、風景のように広く撮るか、切り取り的にも使えるのか、悩みどころはたくさんですね。
posted by ささき at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | __→ Sigma DP1・DP2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

Sigma DP1とモノクロ処理

DP1でモノクロを扱うさいのひとつの手段はカラーデータをモノクロ化することです。これは古典的ですが、なかなか奥が深い方法です。

まず単に彩度を落としたりグレースケールに変換するだけではモノクロらしい明暗のはっきりとした画像はなかなかできません。それに適しているのはPhotoshopのチャンネルミキサーです。
下の写真は前記事のマリア像とほぼ同じカットをX3F(RAW)でも撮っていたので、それをモノクロ化した例です。
まずSPP(Sigma Photo Pro)で16bit TIFF(カラー)に現像します。それをPhotoshop(わたしの場合はCS2)に読み込んで、カラーからチャンネルミキサーを使用してモノクロのJPEGを作成します。その後にコントラスト調整もしています。
多少誇張していますが、前掲のカメラ内設定でのモノクロで撮った写真に比べてより陰影が強くドラマチックな写真になっていると思います。

sd0242_chmx1.jpg

ライソンのインクジェット用のモノクロインクを覚えている人も多いかもしれませんが、あのアイデアの一つもカラーの色データを諧調性に生かしてモノクロを生成するというものです。
もともとベイヤーなどのカラーフィルターに比べたフォビオンの利点はカラー情報を捨てないということですから、こうしてRGBのフルカラーからモノクロ化するほうがフォビオンにとっては可能性があるかもしれません。
またフォビオンはRAWは巨大ですが、JPEGにしてしまうと実質470万画素のデータなので画像処理が画質のわりに意外と軽いというのも隠れた利点に思えます。そのため、試行錯誤が楽にできます。

上のレタッチでは空を生かすためにブルーチャンネルに着目していますが、そうした表現意図をより生かせるともいえます。これはモノクロ写真での一般的なフィルターワークにも似ています。ただし撮った後で変更できるということが自由度の高いところです。
こうして写真を撮りに行った日ではない平日の夜でも、ちょっと思いつけばあれやこれやとひとつの同じデータからも楽しめるのがデジタルの面白さの一つだと思います。

いったん撮ったRAW(X3F)データは完成された写真ではなくあくまで素材ですので、それをいかようにも解釈できるということだと思います。
音楽家でもあったアンセルアダムスは「ネガは楽譜で、プリントは演奏」と言っていますが、今風にいうと「RAWは楽譜で、JPEGは演奏」ということができると思います。
posted by ささき at 21:24| Comment(2) | TrackBack(0) | __→ Sigma DP1・DP2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

Sigma DP1と横浜、山手通り

週末は作例のデパート、横浜の山手通りをスナップで流してSigma DP1の実力を見ることにしました。

DP1は28mm固定なので、28mmのレンズでスナップする感覚です。単焦点ひとつでスナップするのは逆に楽なものです。
ズームだったりたくさんレンズを持っていくとあれやこれやと迷いが出ますが、かえって割り切れるのでひとつの絵に集中できます。

なぜ28mmなのかというのはわからないところもありますが、GR-1とかTC-1の頃に国産高級コンパクトは28mmという図式ができましたので、それを踏襲していると思います。嚆矢のGR-1がなぜ28mmかというとやはり風景を意識した、というメーカーからの回答があったと思います。
またGR-21はGR-1の後にどの焦点距離がほしいかというアンケートをベースにして開発したと覚えています。そのときのリクエストでは50mmも多かったのですが、それができないのは当時のAFの精度の問題と言うことだったと思います。それでこれも多かった21mmということだったと思います。できればDP1も50mmとか35mm相当にしてほしかったところですが、これももしかすると大判CCD/CMOSによるコントラストAFではむずかしい面もあるのかもしれません。

DP1の良い点として思っていたよりもレスポンスが良いという点があります。ただし書き込みはやや時間がかかりますが、データサイズを考えるとこれは悪いとは言えません。なにしろ同じところを撮ってみるとDP1のRAWデータは1DsMkIIのRAWデータよりもやや重いのです。
バッファは少ないのですが、連射は早いのでオートブラケットはかなり便利で、RAWでも一秒もかからないで3枚撮れますのでとても便利です。この辺はミラーのない良い点です。オートブラケットをするのにいちいち連射の切り替えが不要なのもいいですね。

そこで何点かHDRで処理してみました。
(HDRについては左のカテゴリを参照ください)

sd0132.jpg      sd0174.jpg

sd0190.jpg      sd0123.jpg

これはなかなか素晴らしいあがりです。Kiss DNでもこう緻密で質感豊かには撮れないかもしれません。これでこそ高級コンパクトと言えますね。

ただフォビオンもそうした緻密な点はいいんですが、白飛びがやや多めということと、ISO100以外ではノイズがやはり多めというのは気になります。白飛びは他のAPSクラスの一眼でも気にはなりますが、ノイズはやはりそれらより多いですね。
フォビオンも理念の上では素晴らしいのですが、実際の製品としては地味に改良を重ねた通常のCMOS/CCDの長があるというところでしょうか。
そうした普通のAPSサイズのCCD/CMOSを使ったコンパクトも出てもいいとは思います。


モノクロはJPEGのインカメラのみ対応できますが、X3F(RAW)からだとモノクロ現像の指定はできません。そうするといったんTIFFなどにしてフォトショップということになりますが、ここはCamera RawのDP1対応に期待したいところです。インカメラでもコントラストの設定は出来た方がよいと思います。

下記二点はインカメラの色モードでモノクロを指定して撮ったものです。
あとでコントラストなどを少しレタッチしています。

sd0241.jpg      sd0249.jpg

DP1のよい点は機能がわりと使いやすくアクセスできるところです。
フォーカスモードの切り替えもワンタッチでMFとAFが切り替えられます。外付けファインダーの時はAFフレームは見えないので基本的に過焦点距離に設定してパンフォーカスで撮ります。このときも専用の距離ダイヤルとワンタッチでMFに切り替えられるので便利です。

外付けファインダーは特に近距離では厳密なフレーミングはできませんが、わりとわるくはないと思います。これくらいなら街撮りには問題ないと思います。シグマの専用ファインダーはもっと調整されているかもしれませんが、それはわかりません。いずれにせよレンズと連動した超精密なライカのファインダーでさえ視野率はいまひとつで視差もありますので、これは程度問題というところだと思います。
外付けファインダーは専用フードをつけると下部ですこしけられます。これもなつかしいところです。

基本的に精密な構図で撮りたいときは液晶で、ある程度ラフでもよい時は外付けファインダーという使い方もあります。また低照度のときは一回液晶で撮ってから、ファインダーで頭をくっつけてサポートした上で抑えを撮る、という風な使い方もできます。


欠点としては電池の持ちがやや良くないということが挙げられます。
2GBのSDは当初少ないかとも思ったんですが、結局スペアの電池を持たないと2GB以上撮るのはむずかしいかもしれません。この辺も省エネの工夫を自分なりにしていきたいところです。

DP1は全体的にいうと、とりあえずコンパクトカメラに大判CCDを付けてみました、というアイデアものとは違う完成度の高さがあると思います。
1DsMkIIだと目的地に行って撮ったら、帰りにその重い機材を抱えたまま寄り道というのは考えられませんが、DP1なら山手を降りてからでもちょっと中華街の方にも行ってみようか、とか、ついでに買い物をとかお散歩方々楽しんで撮れます。
そこはまた一眼レフとは違うコンパクトならでは、です。

あとはまた少しずつ使う方でも工夫していきたいところです。
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2008年03月10日

DP1とアクセサリー

DP1を使ってまず気になるのは手を伸ばして液晶を見ながら撮るデジカメスタイルです。
DP1は光学ファインダーがついてないので液晶を使うしかありません。これは精密に構図を決める上ではいいんですが、顔から離してかまえるので、手振れが生じ易くなります。これは特に屋内など低照度で気になってしまいます。光学ファインダーのよいところは頭をくっつけることによって3点で支持できるという点でこれは手ぶれの低減にかなり貢献します。
そしてここにもAPSサイズのCCDを搭載したDP1ならではの特異性があると思います。

dp1a.jpg

もともと携帯やコンパクトデジカメで手を伸ばして撮っても意外と手ぶれしないのは、CCDのサイズが小さいためにレンズの焦点距離も短いというところです。手ぶれの目安に焦点距離分の一がよく使われますが、これは換算焦点距離ではなく、実焦点距離に比例するようです。そのため5.2mmなど携帯のレンズは手を伸ばして撮ってもあまりぶれないようです。コンパクトデジカメも同様です。
しかしDP1はコンパクトといっても大判撮像素子ですからこの一般則は当てはまらないでしょう。
そこで顔に付けて3点で支持するためにはどうしても外付けファインダーが必要です。
、と適当に理由を付けてと、まあかっこいいからほしいだけなんですが(^^
ファインダーはライツのものは高いということもありますが、28mmでは丸タイプの選択がなかったと思います。またファインダーの光学系に関してはやはりコシナが一番見やすいし、実際コシナのものがライカの標準品になっていたりもします。ここはもうデフォルトでコシナを買うつもりだったので、あとはシロ(シルバー)かクロの選択になります。
実物を見るとクロよりシロのほうが質感が高いし、クロにシロを合わせるといういわゆるクラカメで言うところのパンダがシックなので、あえてシロをあわせてみました。
ブライトフレームもきちんと見えてかなり視認は優れています。実際に使用してみると完全に構図を決められるわけではありませんが、それほど大きくずれるというほどでもありません。何回か使えばなれてくると思います。

デジタルズームに対応してターレットファインダーをつけるという案もありましたがさすがにやめました(笑)
あとはDP1はマニュアルフォーカスができるので、距離計のFOKOSを買おうかと思いましたがこれもやめました(^^

ストラップはDP1が普通の吊り環がなく、携帯タイプのものしかつかないので、選択は限られます。革製のリストストラップを付たかったんで、三脚穴に付るタイプを買いました。これはなかなか使用感も優れています。

dp1_strap.jpg

また逆光を拾いやすいのでフードもあったほうが良いと思います。
フードは専用のものを買いましたが、レンズをすっぽりと覆うもので先端にだけつけるものではありません。
このフードアタッチメントの先端には46mmフィルターがつけられるようになっています。

記録はSDカードですが、1DsMkIIとの共用を考えてUltraIIの2GBにしました。SDカードは安くなりましたね。
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2008年03月08日

Sigma DP1 - 高級コンパクトカメラの帰還

dp1b.jpg
Sigma DP1

ようやく待ち望まれていたSigma DP1が3/3に発売されました。
上の写真ではコシナの外付ファインダーと三脚穴マウントのリストストラップを装着しています。
考えて見るとデジタルになってからはこうしたカメラの趣味性というのは忘れていて、こうしてアクセサリーに凝るというのもひさびさに思えます。

Sigma DP1もこのカテゴリを見ていただくと分かりますが、一昨年のフォトキナで発表された時点から待望されていましたが、2年越しでようやく発売されました。しかし、一時は実現性自体が危ぶまれる点もあったので、こうしてなかなかの完成度で登場してみると感慨があります。
以前から何回か書いていますが、まとめるとSigma DP1はコンパクトデジタルカメラとしては次の点で画期的なものを持っています。

1. 一眼レフとほぼ同じサイズの大型CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラであるということ

2. フォビオンを搭載したコンパクトデジタルカメラであるということ

3. 高性能の単焦点レンズを搭載したコンパクトデジタルカメラであるということ


細かく言うならば1は世界初ですが、2はポラロイドのx530が初であり、3についてもGRデジタルという先例はあります。
しかしここで言いたいことは、、ようやくデジタル時代に高級コンパクトカメラが戻ってきた、ということです。

高級コンパクトカメラの時代

かつてフィルムカメラの時代には高級コンパクトカメラというジャンルがありました。CONTAX T,Leica MiniLux,GR-21などなど、うちのホームページでもずいぶんとりあげました。

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Leica Minilux

高級コンパクトカメラの条件とは、ひとことで言って趣味性の高さだと思います。
スタイリッシュなボディもさることながら、それらにはまさに「一眼レフに勝るとも劣らない」すばらしいレンズがついていました。CONTAXには名門ゾナーの流れを汲む38mmが、Miniluxにはコンパクトにしては大口径のF2.4ズマリットが、GR-1には後にLマウントでも再発売された名GRレンズがついていました。GR-21にはなんとコンパクトカメラなのに21mmの超広角レンズがついていました。そうした「神話」についてはここで繰り返す必要もないことです。
コンパクトカメラが単に旅行や記念写真を撮るものなら、そうしたものは不要です。でも写真とカメラというものにはまってしまった人には高級コンパクトカメラは宝石のような魅力を持っていました。

デジタルの時代とコンパクトカメラ

高級コンパクトカメラを可能にしていたのは結局のところ一眼レフでもコンパクトカメラでも同じフィルムを使うわけなので、カメラの大小よりも装着しているレンズの差で画質が決まる部分が大きいという点にありました。バックフォーカスの不要なコンパクトカメラの方がレンズ設計に有利な点さえあります。

しかし時代がデジタルになると、コンパクトカメラにはサイズの小さなCCDしか搭載できなくなりました。一眼としては小さないわゆるAPSサイズのCCDでさえ、コンパクトカメラよりも10倍程度も面積比で差があります。大きなサイズのCCD/CMOSが採用される一眼レフとは、そこで差がついてしまう結果となります。
またCCDに鉛直に光が当たるテレセントリック特性を確保するためには一眼レフレンズのようにバックフォーカスがあるものが不利とは言えなくなりました。またデジタルでは画像処理が必要になりますが、それもやはり小さなコンパクトに詰めるにはパワーが不足しがちです。
そうしたわけでもデジタル時代になってからはコンパクトカメラはただの記録カメラという位置づけになってしまいました。それではいつしか携帯にその位置を追われるようにさえなっています。
カメラ全体においてもデジタルになってから趣味性という部分ではかなり後退してしまいました。いつしかわたしもそうした風潮を受け入れて、このブログにおいても趣味性という側面について語るということはなくなりました。
デジタルカメラにおいては真鍮のキャップよりもHDRのプラグインを語る方がふさわしいように思えるからです。それでは趣味としてさびしいとも思いながら...

GRデジタルはそこに一石を投じました。質感の高いボディと高性能単焦点レンズの搭載はなかなか良い線を行っていたと思います。
ただ、たしかにレンズはいいと思います。しかしそれはかえってデジタルではコンパクトはどうしても一眼に及ばないという証明をしただけのように思えてしまいました。かつて上の写真のようにミニルクスとライカのレンズを同列に並べて撮り比べていたころを思い出すと、それを高級コンパクトと呼ぶにはやはり抵抗があります。

そうしてこのSigma DP1についてはかなり期待はありました。

dp1e.jpg
Sigma DP1

高級コンパクトカメラとしてのSigma DP1

いまどきの薄型デジカメと比べるとDP1はやや大柄に思えます。しかし、サイズを比較してみると高級コンパクトカメラとしては大柄なMiniluxよりは小さいということが分かります。ひときわ目を引くのはそのむきだしの大きな前玉です。

dp1g.jpg

Sigma DP1はフォビオン搭載の一眼レフであるSD14と同じ素子を搭載しています。そのため撮影倍率は約1.7倍とフォーサーズの一眼レフよりも大きいくらいです。
ここではじめて、コンパクトカメラが一眼レフと同じ土俵に乗れたことになります。フィルムカメラで考えるとこれでようやく普通のコンパクトカメラと一眼レフの関係と同じになります。高級コンパクトカメラとして考えるとさらに一歩ほしいところです。それはやはり良いレンズです。

レンズメーカーとしての威信をかけてDP1はかなり高性能の単焦点レンズを搭載しています。
フォビオンと組み合わせて解像力はたしかに驚くほどで、電線のような細い像でその効果のほどがよく分かります。
ここにいくつか写真を載せておきます。左の写真はRAW(X3F)からSPPで現像しました。右はインカメラのJPGで出力しています。
画質についてはまたあとで書いていこうと思います。

sd0051_x3f.jpg sd0027_jpg.jpg

焦点距離は28mm相当ですので広角を意識した絵作りが必要です。個人的には交換レンズ式の場合には50mmと28mmという組み合わせは差がつけられてよいのですが、レンズ固定式の場合はより汎用性のある35mmとか40mm近辺でもよかったのではないかとは思います。(ちなみにJPG出力のときはデジタルズームが3倍まで可能です)
レンズは恐ろしく前玉が大きく大きなサイズのCCDが奥に入っていることを伺わせます。F4とあまり明るくはないですが、これもイメージサークルを稼いで、かつ十分な解像力を得るには必要なことでしょう。また、カタログには通常のコンパクトデジカメのように歪曲収差を落として画像処理でごまかす、ということをしたくなかったと書かれています。レンズで歪曲を十分に取るからには、他の収差にしわ寄せがきてしまいます。そのためF4というところに落ち着いたと思います。レンズにはモールド非球面が使われています。

マニュアルフォーカスの機能があるので、過焦点距離をセットすればパンフォーカスでのスナップが可能です。とりあえずAPS-Cサイズで近似計算をするとDP1ではF4で約3.2m、F8では約1.6mだと思います。あとでフォビオンの対角を計算してもう少し正確な値を出したいと思います。
マニュアルフォーカスで過焦点距離に距離をセットしておけば遠景も含めて、過焦点距離÷2までピントが合います。
これを逆に言うと3.2m以内の被写体に開放(F4)でピントを合わせると、背景(遠景)はアウトフォーカスになるのでぼかすことができるということです。これは大判CCDならではの効果です。
上の右の写真は開放で銅像にピントをあわせていますが、背景はややボケていて立体感が適度に出ています。

フォビオン搭載のコンパクトカメラ

DP1については単に大きいサイズの撮像素子を搭載しているというだけではなく、それがフォビオン(FOVEON)であるという点も大きなポイントです。
フォビオンについても当初から興味はあったんですが、手を出すというまでには至りませんでした。しかし可能性はやはりあると思いますし、自分でそれを使ってみたいとも思ってはいます。

この辺も含めてまた記事を書いて行きたいと思います。
posted by ささき at 23:08| Comment(2) | TrackBack(0) | __→ Sigma DP1・DP2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月03日

冬牡丹ページアップ

そろそろ春めいて梅の香りもしてきそうです。
ここでこの冬のまとめとして冬牡丹のページをアップしました。

http://www.asahi-net.or.jp/~eg3y-ssk/photo/tstar/fuyubotan2008/index.htm

2188.jpg

そろそろお散歩にもよい季節なので、そのうちDP1でももってスナップにでも行きたいものです(^^
posted by ささき at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | __→ 花こよみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする