2009年05月31日

三浦の笠懸(武田流)

ひさしぶりにDP2以外の写真です。
笠懸というと犬追物や流鏑馬と並んで武芸の代表的なものとして教科書にも出ますが、流鏑馬と違いさらに小さな的を狙うというところが特徴です。
ちなみにいまは犬追物はもちろん行ってませんので、流鏑馬と笠懸だけが残り、笠懸はここ三浦半島で見られるのみです。
こうした感じで低い的を狙います。これは座って采配を振るう侍大将を奇襲して狙い打つ特殊な技であったようです

以下はEOS-1DsMkIIです。

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今日は雨予報だったので、今朝まで行くとどうか悩んで天気予報を確認してから特に期待しないで行ったんですが、途中で一転晴れてきてなかなか良い条件になりました。しかし帰る時間になったらまた一転して曇りから雨、となんともタイミングの良い撮影となりました。
ここは砂浜で行われるので背景が海となり写真的にはなかなかさまになります。

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今回は女性も参加していて華やかなところもありました。

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さて、三浦といえばマグロ、毎回ここに来ると駅前の定食屋さんでサシミ定食1850円を食べて、こうして定点観測のように写真を撮るのですが(笑)、どうもマグロの質が落ちてきています。

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iPhone

三崎でこれではどうも日本のマグロ事情も心配になってきますね。基本的に三崎は遠洋漁業基地なので、ここのマグロは近海ものではありません。
ここはアジのたたきもかなり良く、アジは朝捕りなので新鮮でかつたっぷりと出てきます。次はもうアジにしようかと。。
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2009年05月25日

Sigma DP2と春バラ

バラは春と秋の二回咲きますが、バラといえば雨にぬれたイメージを抱くのはやはり梅雨のはしりであるこの春バラの印象が大きいのかもしれません。
今日は全国的に天気が悪くそろそろ梅雨の到来を感じさせます。天気が悪いと普通写真を撮りに行きませんが、バラは別です。
今回の写真は向ヶ丘遊園のバラ園です。ここは閉園後にバラ園だけが川崎市の管理で運営され、春と秋だけ無料開園されます。
カメラはすべてSigma DP2です。DP2でもあまりマクロはできませんが、これくらい撮れれば問題ないでしょう。バラ、紫陽花と大きな花のシーズンはこうした寄れないカメラの福音の季節ですね。

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花の写真をモノクロで処理してもなかなか美しい仕上がりを見せます。花の場合は色によってモノクロのフィルターワーク(フィルムであればフィルター、デジタルではソフトウエア)を行うのが効果的です。ここでも最後の写真の空は16bit処理をしないとトーンジャンプしてしまいます。

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さて、春バラが終わると今度は紫陽花の季節になり本格的に梅雨に入ります。湿度がいやなシーズンの到来ですが、ヒトよりもウイルスの方がよほど湿度を嫌います。今年ばかりは梅雨に感謝しないと。
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2009年05月11日

Sigma DP2と風景写真

前述した福島からの帰り、天候不良というよりも不安定な天候に悩まされましたが、裏磐梯に立ち寄ってこのすばらしい解像力のDP2を風景写真・ネイチャーの分野にも使ってみました。
標準レンズというとスナップ向けという気もしますが、万能レンズでもあるこの画角をもって、DP2がいかに使えるかをぜひ知りたかったのです。
このページの写真はすべてSigma DP2です。

帰りの峠道ではほとんど視界がなくなるような濃霧に包まれてしまいましたが、峠を抜けていつもの裏磐梯の領域に近づくと天気は重く曇っているもののなんとか写真は撮れそうな感じになってきました。

新緑にはまだ少し早いのですが、冬枯れのモノトーンの立ち木に山桜の色合いがよく映えていました。この時期、ソメイヨシノは終わっていますが標高のある裏磐梯は山桜を見ることができます。

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よく行く曲沢沼に行ってみるといつも行っていた紅葉時期とはまるで異なり、緑もほとんどありません。磐梯山にはまだ残雪がありますが、磐梯山どころか、沿道脇にも雪が残っています。つい最近の4月後半に雪が降ったようです。雪解けのせいか渓流には水量が多かったように思います。この時期は水芭蕉を見ることもできます。
ここではレンゲ沼探勝路から中瀬沼、また五色沼や周辺部などをめぐってみました。五色沼では遠い国の世界遺産に行かなくても、すばらしい翡翠色の湖面を楽しめます。
重い一眼レフではなく軽いDP2なので、スナップ写真感覚で遠くをみたり足元を見たりして撮り歩くことができます。

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天気は残念でしたが、曇天のときは落ち着いた雰囲気の写真になりますのでまた好天とは別な味わいがあります。季節的にもやや閑散とした時期と言えます。
その雰囲気を表現するためにモノクロ処理をしてみました。フォビオンの利点はローパスのないシャープさというだけでなく、カラーフィルターに多くの光がブロックされないという利点も挙げられています。そこで純黒調の白黒やグレイスケールではなく、RGBを生かしてカラー画像から温黒調で仕上げてみました。

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結果はなかなかすばらしいものです。左のレンゲ沼の写真でははじめJpeg(つまり各色は8bit)で処理をしていましたが雲の部分が大きくトーンジャンプするので16bit Tiffで作業してからJpegにしています。それだけ滑らかで諧調再現性が豊かということですね。

Sigma DP2の風景写真は堂々とした豊かな質感・諧調描写と精細な描写力に支えられ、すばらしい仕上がりをみせてくれました。描写性能が高くても軽くコンパクトなDP2はこうした場所の自然探勝路を歩くのに好適で、スナップ的な新しい切り口も風景写真に使えます。
フィルム時代のGR1やT2など高級コンパクトカメラの時にはスーパーサブカメラという言葉が使われたりもしましたが、Sigma DP2はまさにデジタル時代のスーパーサブですね。

ただ曇天で磐梯山が見えないといまひとつ裏磐梯にいるという感が薄いので、次は好天のときに行ってぜひ光を生かして写真を撮りたいものです。
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2009年05月10日

Sigma DP2と飛行機

曲技飛行というのはハンググライダーやスカイダイビングのようなスカイスポーツの一種で、公式にFAI(飛行連盟)に認められているものです。
飛行場で観客の前で自由にダイナミックな技を繰り広げるものもあれば、一方できちんとしたルールにのっとって審判の元に採点をつける競技形式のものもあります。

わたしはその代表的なパイロットのひとり、リトアニアのユルギスカイリスというパイロットのホームページ管理の仕事もしているのですが、今回そのユルギスが福島市郊外のスカイパークという飛行場で曲技飛行を行うので写真を撮りに行きました。

ホームページの写真をEOSで撮る合間にちょっとDP2で駐機している機体を撮ってみましたのでご覧ください。
DP2で金属・メカの再現が質感豊かにできるということがわかると思います。銀色の機体がJUKAというユルギスの専用機です。
曲技機では馬力が重要なのでいまでも空冷星型のエンジンが使われるものもあります。

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また、福島スカイパークでは10月にスカイレジャージャパンというイベントがあり、またユルギス他のすばらしいパイロットが飛びます。興味のある方はご来場ください。飛行機が分からなくても、理屈なしに楽しめると思います。

また上の青い機体の室屋さんはいまRed Bull air-raceという競技に日本人として唯一参加しています。こちらもぜひご声援ください。

http://www.deepblues.co.jp/aero/
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2009年05月07日

Sigma DP2と飯坂温泉

このゴールデンウイークは福島へと行ってきました。
メインは私がホームページ管理している曲技飛行世界チャンピオン、ユルギスカイリス(www.jkairys.com)のフライト取材に福島スカイパークに行くことですが、もちろんそこは温泉・グルメ・自然と写真と楽しんできました。

このGWは歴史的な大渋滞ということですが、それでもなんとかいかなきゃ、ということでGW中日ですが25kmを超える渋滞を突破して、寄りたかったけどとても入れない餃子広場のある上河内SAを横目でにらみながらも、福島に無事たどり着きました。
へとへとに疲れてたどり着いたのは宿にしている福島市よりやや北よりに位置する飯坂温泉です。
http://www.iizaka.com/index.html
川の周りを旅館が囲む古きよき旅館街という感じのところです。ここではSigma DP2を観光地写真撮りのコンパクトカメラとして使ってみました。

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Sigma DP2

飯坂温泉といえばあの熱湯のような温泉で有名です。なにはともあれ昨年の遺恨も残るあの熱くて入れなかった外湯、右の写真の歴史の鯖湖湯(さばこゆ)にまず向かいました。飯坂温泉には外湯(公衆浴場)がいくつもありますが、鯖湖湯は代表的なもので観光名所にもなっています。また一番素人向けとされています。
昨年も書いたように芭蕉も訪れたという名湯で、日本最古の木造公衆浴場だったそうですが、いまの鯖湖湯は平成5年に立て直されているそうです。

地元の人は困ってる観光客を見るとホースで水をうめろ、と声かけてくれますが、そこはなんとしても薄めずに入りたいものです。そこで今回はたんねんにお湯かけをして熱さにしばしなれ、十分に準備をしてゆっくりと体を沈めました。すると少し我慢するとなんとか入れます。

湯温計を見るとなんと45-46度あります。観光客が多いので42-43度にしてくださいとわざわざ壁に注意書きがあります。ちなみに日本の法律による温泉分類では普通の温泉の温度は34-42度でそれを超えると高温泉と分類されますが、それを楽勝で超えてます。
ちなみに源泉では60-70度近くあります。他には源泉80-90度というのもありますが、それだとかならず水でうめなければなりません。飯坂では源泉を直で使うというところがよいところでもあるし、地元の人たちが熱いお湯にこだわっているところでしょう。

しかし効き目は抜群でお湯に身を沈めるとデトックスという言葉がまるで目に見えるようになにかが出て行くのが感じられます。すうっと体が楽になりますね。
驚くことに湯から上がると渋滞の疲れはまったくなくなり体が軽くなります。温浴効果もすばらしくしばらく体がぽかぽかです。
これこそ温泉です。日本人は江戸時代から温泉好きなんですが、江戸時代に発行された温泉案内には「底まで見えるくらい透明で熱いお湯」が良いとされています。まさに飯坂温泉はそれにぴったりですね。

湯上りのコーヒー牛乳がないのが残念ですが、まあ芭蕉も湯上りにコーヒー牛乳を飲んだとは奥の細道に書いてませんしね(笑)
さて、肩まで浸かって10数えたから鯖湖湯は征服したとしよう、と意気揚々と次の外湯に行きました。
すると八幡神社という立派な社近くの八幡の湯というところを見つけました。
(ちなみに検索で調べると鯖湖湯以外の外湯はあらかじめ共通入浴券が必要と出てきますが、いま現在はどこでも入り口で買えるようです)

しかしここは、、旅館や鯖湖湯には常備されている水道ホースもありません。玄人仕様です。
おそるおそる入るとさすがに熱い! 地元のおじいさんにこんなのまだいい方だよーなんて笑われながら、思いっきり肩まで沈め、と言われ、ずぶっと入ったら、やっぱり熱い!
残念ながら敗退です。あとで調べるとたしかに八幡の湯はぬるい方と書いてます。飯坂温泉侮りがたし。。

そこで興味の対象を食に切り替えます(笑)
温泉地の食堂というとイマイチな感じがしますが、飯坂温泉では餃子をメインで盛り上げようとしてるみたいで、何件か餃子の店があります。
宇都宮餃子が食べられなかったのもあるので、ここで万来という店の餃子ライス(680円)を頼みました。下記写真はiPhoneです。

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iPhone

皮もぱりっとしてニラと野菜が強めの餃子で宇都宮餃子っぽいかもしれません。なかなかおいしかったですね。

ちなみにさすがにこの温泉地不振の折、熱い湯は観光客にも不人気ということで飯坂には平成22年に熱い湯とぬるい湯が併設された新しい浴場が新設されるそうです。ぬるい湯はこだわりで空冷方式でさますとか。

ということで、メインイベントの飛行機と帰りの裏磐梯の写真は後で掲載します。
曲技飛行自体はもちろんEOS-1Dsで撮るんですが、今回はSigma DP2をもってパークしている飛行機や裏磐梯の自然も撮ってきましたので、またSigma DP2特集としてアップいたします。
posted by ささき at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

Sigma DP2と鎌倉(4) - 竹の庭

古都のイメージのひとつとして竹の庭があると思います。これもわたしが好きなテーマのひとつです。はるか昔から続いてきた光と影の織り成す美しさはまさにハイライトとシャドーが演ずるサイレントショウと言えます。

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静謐な空間をSigma DP2は一枚一枚の細かい落ち葉にいたるまで緻密に、リアルに描いていきます。
すべてISO100か200でNeatimageは使用していません。

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目を地面から空に向けるとそこにも美しい光の世界があります。
本来は竹林を撮るには影の長い太陽高度の低い冬がいいんですが、今回はDP2のテストもかねてひさびさにこの季節に撮って見ました。
冬に撮ると寒くてなかなか良い影ができるのを待っていられないんですが、この季節はそういうこともなくゆっくりとした時間を楽しむことができました。

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今回で鎌倉編は終わりです。
横浜編とあわせて、しょっぱなから飛ばしましたが、とにかくDP2で思うことはなんでも撮れる、です。
広角的にも、切り取りでも、自由に絵が作れます。ぴしっと均一にも撮れるし、ボケも生かせます。
実際にDP1ではじめ撮ったときよりもずいぶんたくさん撮りました。DP1のときは広角という「枠」がありました。その範囲でどう使いこなすかというのも面白いとは言えますが、やはりこうして標準レンズで撮ると作画の自由さに惹かれます。
これこそまさに標準レンズならではの世界、レンズ一本で撮るというカメラの基本なのかもしれません。そこに立ち戻ったときが一番面白いというのは興味深いことです。

また、楽しんで使って行きたいですね。
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2009年05月01日

Sigma DP2と鎌倉(3) - 古都の彩り

DP1のような28mmの広角と違い、DP2は花のような被写体も自然に撮ることが出来ます。
ここでは鎌倉を彩る花を集めてみました。

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DP1のように全面びっしりとした描写というよりは、DP2は適度にボケとピント面の対比を生かして描く絵が得意と言えます。そうした意味でも花の写真も良い感じに撮れますね。
一般的なコンパクトデジカメだとボケを出すために被写体をむりやり寄せて撮る写真がよくありますが、DP2では構図的にそうした無理をすることなく、自然にこの表現ができます。たとえば下の右の写真では自然に写していますが、シャープなピント面と自然なぼけ足が適度にブレンドされて立体感が築かれています。F3.5で撮っているので開放というわけでもなく余裕を残しています。

レンズにはどの絞りで最大解像力があるか、平坦性が高くなるかというほかに、「おいしいところ」という絞りがあると思います。もちろん絞ればシャープさは増しますが、ボケ足やシャープさ、適度な湿度感とかそのレンズが一番良い描写を見せるところです。いまのところこのレンズではF3.5からF4近辺かと考えていろいろと撮っていますが、この辺はもっと撮り重ねてからですね。

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ちなみに左は芍薬(しゃくやく)、右はボタンです。立てば芍薬、座れば牡丹、というわけで、これに百合の花があれば完璧な美人ですが、百合はまだもう少し先になります。
posted by ささき at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | __→ Sigma DP1・DP2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする