2006年01月10日

Adobeの写真家向けソフト"Lightroom"登場

Adobeが昨日Lightroomという新しいソフトウエアを発表しました。

http://photoshopnews.com/2006/01/09/announcing-adobe-lightroom/

これは画像クリエイター全般になんでもできるPhotoshopよりも写真家をターゲットに絞ったソフトウエアです。
現在はMacOS Xのみでベータ版として無料ダウンロードができるようになっています(Mac World Expoにあわせたと見られます)。

LightroomはLibrary・Develop・Slideshow・Printというモジュールと呼ばれる大きな機能グループから構成されています。
まず"Library"ですが、これは画像のグループ管理とAdobeBridgeのようなワークスペースを兼ねているようです。画像ファイルのリンクをデータベースに登録するため、オリジナルの画像ファイルがあるフォルダにかかわらずLibraryを構成することができます。
"Develop"ではCamera Rawの機能を呼び出せるようです。カラーの詳細な設定ツールとともに、いままで白黒を作っていたチャンネルミキサーに替わるGrayScale Mixerなども目を引きます。
"Slideshow"はここでスライドショウをするだけでなく、スライドショウの可能なhtmlやフラッシュを作成する機能のようです。
最後の"Print"はPhotoshopと違って各画像をページとして出力することができ、さらにフレームを入れられるなど完結したプリントの機能を持っています。簡単な写真集などもここで作れると思います。またコンタクト(サムネイル)シートを作るのにも使えるようです。

LightroomはAppleが先日発表したApertureに対抗するものでもあるといえます。とはいえluminous Landscapesのサイトを見るとずいぶん前から開発は始めていたようなので(開発名をShadowlandというそうです)、直接ぶつけるつもりで開発したものではないでしょう。ただしAppleがApertureをリリースしたのを受けてMacOS版を早めて作成してMacWorldにぶつけた、というのはあるかもしれません。こうした無料ベータダウンロードというやり方も、先行したApertureを意識しているように思えます。

製品としてのリリース時期は2006年末までと書いてあるので遅くなるのかもしれません。販売価格がいくらになるかは分かりませんが、ライバルのApertureが$499というところからするとそのくらいのような気がします。そうするとElements系とも住み分けて、CS2とElementsの中間ぐらいというニッチなところに行くような気がします。

まだ正式版まで余裕があるので機能が追加される余地はあるということですが、管理・現像からプリントまで一貫したワークフローをサポートするタイプのソフトと言えます。写真をやる人にとっては(画像の細かい修正を除くと)これ一本でまかなえるという感じでしょうね。
posted by ささき at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | __→ LightRoom | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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