2006年01月19日

東野圭吾、直木賞受賞! と「白夜行」のテレビドラマ化

東野圭吾氏が直木賞を受賞しました。過去5度候補にあがり、今回は念願の受賞です。
その過去の直木賞候補作にもなった代表作のひとつ、「白夜行」がTBSでドラマ化されていて木曜の夜9時にTBS系列で放映しています。今夜は第二回目の放送を行います。

http://www.tbs.co.jp/byakuyakou/

前にも少し書きましたようにわたしは東野圭吾の小説は好きでけっこう読んでいます。東野圭吾の特徴は推理小説の形をとっていますが、人間描写がとても深いことです。しかし同時に推理小説としての謎解きの部分もおろそかではなく、テーマと技法のバランスの高さを感じます。

原作の「白夜行」のひとつの特徴は1973年からはじまるそのときどきの時代背景を織り込んでいることです。ここはドラマでは結末を2005年にあわせるため設定が1991年からに変更されています。それにあわせて時代背景の演出も換えているようです(101回目のプロポーズのセリフなど)。
また気が付いたのはドラマ版の冒頭で暗示されたラストシーンも雪穂の感情の表現の仕方が原作と違うようです。これはドラマでは「世界の中心で」のコンビが配役されているので原作よりも(ある意味ストレートな)恋愛的側面にフォーカスして書こうとしているように見えます。原作では主人公(というか犯人の)二人の描き方はドライで客観的なのですが、ドラマでは彼らの方にもっと焦点を当ててもう少しウェットに描いているようです(特に雪穂の描き方)。
「白夜行」はわりと地味な小説なのでドラマ化しても、とはじめは思いましたが意外と先週の第一話ですでに感動してしまいましたので(爆)、このくらい変えたほうがいいかもしれません。
原作の終わり方は賛否両論あるのですが、ドラマではもっと素直にラストでみな泣けるのではないかと思います(笑)
posted by ささき at 00:08| Comment(2) | TrackBack(1) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。。
blog開設おめでとうございます。。
そして今年もよろしくお願い致します。

圭吾さんは最近では「時生」が良かったです
今年に入ってまたターボがかかり
結構本読んでいます。
今は「エンブリオ」帚木蓬正の下巻を読んでいます。

ではまた(^-^

p.s.そうそう ささきさんのサイトリンクさせていただいております。
Posted by rei@KOGZ21 at 2006年02月02日 00:02
どうもKOさん、ひさしぶりです。
こちらこそよろしくお願いします。すばらしく素敵なサイトですね!さすがです。
こちらのリンクページを更新しておきます。

「時生」は手元にあるのですがまだ読んでません。。読まなきゃ(汗)
Posted by ささき at 2006年02月02日 00:52
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