2009年05月11日

Sigma DP2と風景写真

前述した福島からの帰り、天候不良というよりも不安定な天候に悩まされましたが、裏磐梯に立ち寄ってこのすばらしい解像力のDP2を風景写真・ネイチャーの分野にも使ってみました。
標準レンズというとスナップ向けという気もしますが、万能レンズでもあるこの画角をもって、DP2がいかに使えるかをぜひ知りたかったのです。
このページの写真はすべてSigma DP2です。

帰りの峠道ではほとんど視界がなくなるような濃霧に包まれてしまいましたが、峠を抜けていつもの裏磐梯の領域に近づくと天気は重く曇っているもののなんとか写真は撮れそうな感じになってきました。

新緑にはまだ少し早いのですが、冬枯れのモノトーンの立ち木に山桜の色合いがよく映えていました。この時期、ソメイヨシノは終わっていますが標高のある裏磐梯は山桜を見ることができます。

sd1825.jpg

よく行く曲沢沼に行ってみるといつも行っていた紅葉時期とはまるで異なり、緑もほとんどありません。磐梯山にはまだ残雪がありますが、磐梯山どころか、沿道脇にも雪が残っています。つい最近の4月後半に雪が降ったようです。雪解けのせいか渓流には水量が多かったように思います。この時期は水芭蕉を見ることもできます。
ここではレンゲ沼探勝路から中瀬沼、また五色沼や周辺部などをめぐってみました。五色沼では遠い国の世界遺産に行かなくても、すばらしい翡翠色の湖面を楽しめます。
重い一眼レフではなく軽いDP2なので、スナップ写真感覚で遠くをみたり足元を見たりして撮り歩くことができます。

sd1908.jpg      sd1999.jpg

sd1883.jpg      sd1943.jpg      sd1848.jpg

sd1975.jpg      sd1998.jpg

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天気は残念でしたが、曇天のときは落ち着いた雰囲気の写真になりますのでまた好天とは別な味わいがあります。季節的にもやや閑散とした時期と言えます。
その雰囲気を表現するためにモノクロ処理をしてみました。フォビオンの利点はローパスのないシャープさというだけでなく、カラーフィルターに多くの光がブロックされないという利点も挙げられています。そこで純黒調の白黒やグレイスケールではなく、RGBを生かしてカラー画像から温黒調で仕上げてみました。

sd1864bw.jpg      sd1961bw2.jpg

結果はなかなかすばらしいものです。左のレンゲ沼の写真でははじめJpeg(つまり各色は8bit)で処理をしていましたが雲の部分が大きくトーンジャンプするので16bit Tiffで作業してからJpegにしています。それだけ滑らかで諧調再現性が豊かということですね。

Sigma DP2の風景写真は堂々とした豊かな質感・諧調描写と精細な描写力に支えられ、すばらしい仕上がりをみせてくれました。描写性能が高くても軽くコンパクトなDP2はこうした場所の自然探勝路を歩くのに好適で、スナップ的な新しい切り口も風景写真に使えます。
フィルム時代のGR1やT2など高級コンパクトカメラの時にはスーパーサブカメラという言葉が使われたりもしましたが、Sigma DP2はまさにデジタル時代のスーパーサブですね。

ただ曇天で磐梯山が見えないといまひとつ裏磐梯にいるという感が薄いので、次は好天のときに行ってぜひ光を生かして写真を撮りたいものです。
posted by ささき at 00:17| Comment(3) | TrackBack(0) | __→ Sigma DP1・DP2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
良いですね。
竹の写真くらいの逆光には耐えて、
飛行機の赤の飽和も感じません。
…DP1が試作品のように感じますね(苦笑)
Posted by 叢雲 at 2009年05月15日 21:17
そうですね、たしかに映像エンジンを含めて完成度は上がっていると思います。レンズ、センサーとトータルの出来はかなりのものです。
Posted by ささき at 2009年05月17日 21:46
こんにちは。
DP2に興味津々で、色んなブロガーさんのページを探訪しててたどり着きました。

本当に美しい写真ですね〜、
ますます欲しくなりました^^
Posted by 通りすがり at 2009年09月07日 03:42
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