ズームは小型ながらかなり精密にできていて、もちろん金属マウントです。ズーミングも軽めながら適度なトルクがあります。またAFしながらのマニュアルフォーカス操作もできますので本格派です。
このズームは特殊分散レンズを多用しているのも特徴です。色の波長による屈折率の違いにより像のにじみを生じさせてしまう色収差を減らすにはレンズの凹凸の組み合わせでは対処できないので、屈折率の特殊な硝材が必要です。普通35mm(フルサイズ)の望遠なんかでは縦方向の色収差が重要ですが、短いレンズではヤシコンのDistagon 21mmで実証されたように横色収差(倍率色収差)なんかが重要になってきます。この02標準ズームは小さくともよく考えられています。そのせいかレンズの性能はすこぶる高く、01標準と比べても引けを取らないほどです。
ただズームが広角時が長くなりテレ端で短くなるというリバースズームになっているんですが、こうしたタイプはテレ端でフードが深く使えるという利点があるのですがこのズームではフードがレンズ先端に装着するためにこの利点がなくなっているのが残念です。
うちでは珍しくもデータを付けてみました。カッコ内は35mm換算焦点距離です。このズームは35mm換算では27mm-83mmのズームです。二段目右の0383.jpgはワイド端開放で撮ってますが、落ち葉の細かさで周辺描写の良さもわかると思います。
02 STANDARD ZOOM
PENTAX Qの良いところはレンズ一式持ってもかさばらないので普通はスナップには持っていかない魚眼レンズを使って面白い使いこなしができることです。いつものスナップに一味違った視点が加えられます。
03 Fish-Eye
そのうちトイレンズも使ってみようかと思いますが、もっといろんなレンズを出してほしいですね。

