2012年04月08日

今年の桜とFlashAir

いよいよ待望の桜の季節となり、Pentax Qで軽やかに撮りに行きました。こうして桜が咲くと終わらない冬はない、という気持ちにさせてくれます。

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Pentax Q, 02 Standard Zoom

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Pentax Q, 01 Standard Prime

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Pentax Q, 03 Fish-Eye

今回の秘密兵器はFlashAirです。これはWiFi機能を持ったSDカードです。そう書くとなんとなくEye-Fiの二番煎じ的ですが、その実は異なります。
東芝 FlashAirのページ
http://www.toshiba.co.jp/p-media/flashair/

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少し前のEye-FiではルーターがないとWiFiのネットワークが形成できないので、カメラとスマートフォンだけでは転送ができないのでポケットルーターのようなものが必要でした。しかし最近のEye-FiのダイレクトモードではSDカード自体が中継機能を持つので、ポケットルーターを持ち歩かなくてもカメラとスマートフォンだけでダイレクトにやりとりができます。

ただしEye-Fiのダイレクトモードではカメラからスマートフォン側のEye-Fiアプリに同期して送らなければ中身を確認できません。つまりいったんすべてスマートフォン側に送るので高画素でたくさん撮ると転送に時間がかかります。また、カメラがEye-Fiに対応していないとこの転送中にオートシャットオフされてしまい、Eye-Fi自体の電源が切れるという事態になってしまいます。(Eye-Fi対応のカメラでは転送中には自動電源オフは効かなくなります)
FlashAirの方式はSDカード内にWebサーバーがあるので、スマートフォンから能動的に閲覧をしに行って、必要なものだけスマートフォンに取り込むことができます。そのため、いま良いのが取れたのですぐにTweetしたいというときに便利です。実際今日もそうやって使いました。

IMG_7709.PNG

iPhoneからFlashAirのネットワークがWiFi接続一覧のなかに見えるのでパスワードで接続すると、ブラウザーからこういう風にサムネイルが一覧でホームページを閲覧してるように見えます。縮小画像をタップすればホームページと同じで元画像が開くので取り込みはそれを保存するだけです。
いまPentax QではRaw Jpeg同時記録にしてるのでjpegのみサムネイルが表示されてます。

一枚ずつダウンロードのは便利だけど逆に一括ダウンロードが出来ない、またスマートフォンからの削除もできないという難はあります。ただ取り込みに関しては家でPCでやるのであまり問題にはなりません。
FlashAirを使うときの注意ですが、カメラの機能でカードを初期化しないでください。これをやると中のソフトウエアが壊れてしまいます。初期化はPCからやります。

カメラだけではなく、たとえばノートパソコンにFlashAirを装着してFlashAirにデータを転送するとスマートフォンへの共有なんかもできるようです。(つまり電源さえ供給されればよい)
面白い使い方ができそうですね。
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2012年02月02日

冬の情景

この前雪が降った時に川崎民家園にいって写真を撮ってきました。
民家園はたびたび行くのですが、この辺にしてはめずらしい雪化粧がされた景色はまた格別です。

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カメラ PENTAX Q, 02 Standard Zoom, 03 Fisheye
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2011年12月11日

平林寺の紅葉2011

週末は新座の平林寺に行って来ました。もう紅葉も今年最後になります。
カメラは今回もPENTAX Qです。

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iPhone4S

実のところここ数年は平林寺はあまり良くなかったので主軸を本土寺に移してたんですが、今年は当たりだったようです。まず平林寺に行く道すがらの新座の散歩道が紅葉に囲まれた感がありなかなか素晴らしいものです。
この「世界」を写真として表現したいと思いました。

Camera : PENTAX Q, 01 Standard Prime, 02 Standard Zoom, 03 Fish- Eye

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平林寺はかなり巨大な敷地を持ってるのでなかを歩くと一時間はかかります。なかでも最近はもみじ山という一角が新設されていて素晴らしい散歩道になってました。

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この週末は散った葉を撮るくらいかと思ってましたが思ってたよりは撮れました。しかし今年の紅葉ももう終わり、あとは年の瀬となります。帰ろうとすると境内の一角に石が鎮座していました。君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」です。

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さざれ石(細れ石)というのは特定の場所にある石ではなく一般的な石の種類で、小さな石が集まって結合して大きな岩となったものを言うそうです。東京近くでは鎌倉八幡宮にも置いてあります。
国歌論議では「君(天皇)の世」って言うところが取り上げられますが、そこをひとまず置いておくと残りの歌詞は日本人らしさを象徴していると言えるでしょう。
暮れようとしている2011年は東日本大震災・原発の大災害で日本にとって戦後最大の困難な一年だったと思います。しかしそこをひとりひとりは石のように忍耐づよく、そして皆が一つの岩のように結束して切り抜けたところを海外のメディアが賞賛するのはお世辞ではなくやはり日本人ならではの強みでしょう。
もしかすると2012年は今年の余波とかつてない円高などの影響でもっと厳しくなるかもしれませんが、このさざれ石のように日本人が一つに結束して切り抜けることを願ってやみません。
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2011年12月05日

本土寺の紅葉2011

紅葉の時期もピークを迎え、千葉の本土寺に行ってきました。カメラはPENTAX Qで軽快に行ってきました。

IMG_7389.jpg
iPhone4S

ここは紫陽花と紅葉で有名な四季の美しい寺です。
Camera: PENTAX Q, 01 Standard Prime, 02 Standard Zoom, 03 Fish-eye

IMGP1317.jpg     IMGP1338.jpg     IMGP1257.jpg

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軽いカメラで撮ると疲れないというよりもむしろ余裕ができて視野が広がるという感じですね。小さいカメラで工夫して堂々とした写真を撮るというのもまた面白いものです。
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2011年11月26日

森林公園の紅葉2011

今日は埼玉の森林公園の紅葉を撮りに行ってきました。
カメラは軽くPENTAX Qで行ってきました。いつもは重い一眼レフを持っていくので同じ道でもフットワークは軽くなります。PENTAX Qの面白さのひとつは魚眼レンズでスナップ的に撮れるというもので、新鮮な絵が撮れます。今回も多くなっていました。

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iPhone4S

場所は紅葉見本園というところで、さまざまな品種の紅葉種が植えられています。たとえば下の写真の黄色・オレンジの鮮やかなものはカナダの品種です。

Camera: PENTAX Q, 01 Standard Prime, 02 Standard Zoom, 03 Fish-Eye

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この時期に森林公園に来る人は少ないのか、道を歩いているとまさに静かさの中に自分一人という不思議な浮遊感のようなものがあります。

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森林公園では面白いことにセグウエイの体験コースなどをやっていました。これ一度やってみたいですね。
静かなセグウェイで晩秋の自然の中を走るというのは気持ちよいでしょう。今なら紅葉のライトアップをやっているので夜間も良いかもしれません。

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体験案内はこちらです。
http://ryufo.kilo.jp/yume_plan/index.html
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2011年11月25日

大山の紅葉2011

今年も関東でも紅葉のシーズンがはじまり、大山不動に紅葉を撮りに行ってきました。
今回は軽くPENTAX Qだけで撮ってみました。小サイズセンサーですが、一眼レフ並みに表現ができ、魚眼などのアクセサリーも効果的です。
ただ今年は天気が暖かすぎたせいか色つきはいまひとつのようでした。

IMGP1080.jpg     IMGP1079.jpg     IMGP0988.jpg
PENTAX Q, 03 FISH-EYE

IMGP1004.jpg     IMGP1007.jpg     IMGP1063.jpg
PENTAX Q, 01 STANDARD PRIME

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PENTAX Q, 02 STANDARD ZOOM    

大山と言えば豆腐です。名水が作る豆腐は透明で、ここに来る楽しみの一つになっています。
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iPhones4S
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2011年11月20日

PENTAX Qと航空写真

ちょっと遅れてしまいましたが、11/3の入間の航空祭での写真をアップします。
こちらはPENTAX Qで撮ってみました。下のホークアイ(E-2C)以外の写真は魚眼レンズで撮っています。
なかなかダイナミックな写真が撮れるのが面白いところです。

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IMGP0808_filtered.jpg

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2011年10月24日

PENTAX Qと花写真

前回ネイチャーでは良い結果を残したPENTAX Qですが、小サイズセンサー(とその見合う焦点距離の短いレンズ)ではパンフォーカスは良くてもボケないのが問題です。ボケコントロールもあまりあてになりません。
それでは花の写真ではどうなるかということで、向ヶ丘遊園のバラ園で試してみました。

IMG_2953.jpg iPhone

遊園自体はいま閉鎖されて廃墟になっていますが、バラ園は開園しています。

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02 StandardZoom

あまりボケないレンズで花を撮るには構図を工夫してぼかさないで撮るということもできます。

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01 StandardPrime

また正攻法で近接するとぼかすこともできます。この辺のものは01 StandardPrimeのF1.9レンズの開放からF2.0前後で撮っています。ボケコントロールは基本的に一切使っていません。

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01 StandardPrime

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01 StandardPrime

従来のコンパクトデジタルでは大口径といっても単焦点は広角のみだったので、こうした50mm相当のレンズで大口径というのはなかったと思います。そうした点では新しい世界かもしれません。
FujifilmのX10も2/3センサーと大口径ズームの組み合わせで意外とボケがありますが、先入観にとらわれないで積極的にぼかしてみるのも面白いと思います。
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2011年10月11日

PENTAX Qとネイチャー写真

この週末はPENTAX Qのネイチャー写真適性を見るために手軽にネイチャーフォトが撮れる埼玉の森林公園に行って来ました。ここはいつもは紅葉の時に行くのですが、ちょっと早く行くのも新鮮です。

IMG_2948.jpg     IMG_2947.jpg
iPhone4

歩いて少し撮ってるとなにか違和感を感じるんですが、いつも重い1Dsを持ってたのにその感覚がないと不思議です。数キロのカメラとレンズを持ってると重いのでいつもは最短ルートを通ってさっさと紅葉の場所に行ってしまいます。今回はトレッキングも楽しみながらフットワーク軽く楽しめました。マイナスイオンを楽しめる感じですね。

以下はPENTAX Qと02 Standard、03 Fish-eyeで撮ったものです。


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PENTAX Qはネイチャーフォトとの適性がすこぶる良いです。先の軽いフットワークもそうですが、これらの写真をみてもらうとわかるように素晴らしく解像力が高く細かさを要求される風景向けです。木の質感も良いですね。
さらにパンフォーカスの真価がわかりました。下の写真のように手前のススキと池の奥までピントを合わせるのは普通は困難です。しかもこの写真は35mm換算で65mm(実焦点距離は11.8mm)です。合成しないとここまでのパンフォーカスは普通は難しいでしょう。ここではF5.6で撮り、過焦点距離ではなく単に奥にAFでピントを合わせただけです。

IMGP0604.jpg

もっと本格的にネイチャー撮ってみたいですね!
しかしPENTAX Qなかなかやります。
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2011年10月02日

東京たてもの園のPENTAX Q

週末は江戸東京たてもの園に行ってPENTAX Qを使ってみました。

IMG_2933.jpg

たてもの園のリンクはこちらです。江戸と名がつくのは江戸東京博物館の姉妹館だからであって、展示は近代のたてものが中心です。
http://tatemonoen.jp/
ちなみにこのホームページ表紙マスコットの虫「えどまる」は宮崎駿氏のデザインです。
ここは千と千尋の神隠しの舞台設定の参考になったことでも知られてます。下の二階廊下の写真はハクが紙の式神と戦ったところを想起しますね。ちなみにここは高橋是清(たかはしこれきよ)亭です。

IMGP0547_filtered.jpg      IMGP0506_filtered.jpg      IMGP0509_filtered.jpg

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建物の中で引きが取れないので02標準ズームを用いることが多かったのですが、スナップで魚眼使うシーンは多くないけれども、ときおりパッとイメージが沸くことがあり、PENTAX Qはそうした時に常に持ち運べるって言うのは良いですね。
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2011年09月18日

PENTAX Q 標準ズームと鎌倉

PENTAX Qの標準ズームを購入したのでいつもの鎌倉へと写真を撮りに行ってきました。
ズームは小型ながらかなり精密にできていて、もちろん金属マウントです。ズーミングも軽めながら適度なトルクがあります。またAFしながらのマニュアルフォーカス操作もできますので本格派です。

IMG_2908.jpg

このズームは特殊分散レンズを多用しているのも特徴です。色の波長による屈折率の違いにより像のにじみを生じさせてしまう色収差を減らすにはレンズの凹凸の組み合わせでは対処できないので、屈折率の特殊な硝材が必要です。普通35mm(フルサイズ)の望遠なんかでは縦方向の色収差が重要ですが、短いレンズではヤシコンのDistagon 21mmで実証されたように横色収差(倍率色収差)なんかが重要になってきます。この02標準ズームは小さくともよく考えられています。そのせいかレンズの性能はすこぶる高く、01標準と比べても引けを取らないほどです。
ただズームが広角時が長くなりテレ端で短くなるというリバースズームになっているんですが、こうしたタイプはテレ端でフードが深く使えるという利点があるのですがこのズームではフードがレンズ先端に装着するためにこの利点がなくなっているのが残念です。

うちでは珍しくもデータを付けてみました。カッコ内は35mm換算焦点距離です。このズームは35mm換算では27mm-83mmのズームです。二段目右の0383.jpgはワイド端開放で撮ってますが、落ち葉の細かさで周辺描写の良さもわかると思います。

02 STANDARD ZOOM

IMGP0309.jpg 6mm(34mm) F3.2 1/100  IMGP0337.jpg 15mm(83mm) F5.0 1/160

IMGP0343.jpg 15mm(83mm) F5.0 1/200  IMGP0383.jpg 5mm(27mm) F2.8 1/50

IMGP0396.jpg 5mm(27mm) F4.0 1/320  IMGP0405.jpg 5mm(27mm) F5.0 1/50

IMGP0408_filtered.jpg 7.3(40mm) F3.2 1/100

PENTAX Qの良いところはレンズ一式持ってもかさばらないので普通はスナップには持っていかない魚眼レンズを使って面白い使いこなしができることです。いつものスナップに一味違った視点が加えられます。

03 Fish-Eye

IMGP0323.jpg     IMGP0378_filtered.jpg

そのうちトイレンズも使ってみようかと思いますが、もっといろんなレンズを出してほしいですね。
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2011年09月13日

PENTAX Qと古民家

PENTAX Qの撮影も調子が出てきたので、川崎生田緑地の民家園で撮ってきました。古い民家を質感豊かに撮ろうと思いました。

IMG_2902.jpg

上のPENTAX Qの画像はiPhone4ですが、下はすべてPENTAX Qの画像です。上の小さなカメラがこの堂々とした画像を撮ったというのはなかなか面白いことです。

01 STANDARD PRIMEについては文句をいうことがないくらいの性能です。時の重みというのを感じさせてくれるのに十分に質感豊かに描いてくれます。

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03 FISH-EYEでは一味違う視点の絵が撮れます。
合掌作りの背の高い民家の上を飛行機雲が通過する写真では魚眼を使いましたが、普通魚眼レンズをお散歩スナップで持ち歩くと言うことはないので、こうした機会を捉えられるのは面白いですね。魚眼に手ぶれ補正がつくということもないので、室内でボディ内手ぶれ補正が使えるのも良い点です。

0168.jpg      IMGP0190.jpg

今回は古い民家を表現するのに意図的にモノクロと、カラーでモノトーン調という具合に分けて絵を作りました。カラーで色彩を抑えたモノトーンで表現すると言うのはモノクロともまた違った味わいがあります。光の表現も今回のポイントのひとつです。
こうした真面目な絵作りを考えさせてくれるというのは、PENTAX Qのポテンシャルの高さと言うのを思わせてくれます。小型ながら真面目に取り組みたくなるカメラでもありますね。
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2011年09月09日

PENTAX QのRAWの実力

ルックスだけではなく、なかなか素晴らしい画質のPENTAX Qですがこちらのサイトを見るとそのRAWポテンシャルはなかなか可能性があると読み取れます。
http://www.techradar.com/news/photography-video-capture/cameras/hands-on-pentax-q-review-1007748?artc_pg=4

そこで今回はRAW現像でどのくらいの絵になるかと言うのをアップしてみました。前回はカメラのJPEGからそのままWeb向けに加工しただけですが、今回はモノクロ化を含めてRAW現像工程でやっています。使用したプロセスについては説明が必要なのでまた後で記事にします。
データはすべてPENTAX Qで撮ったもので前回RAW/JPG同時記録したRAWの方から作成しているので同一データです。

IMGP0065-2.jpg     IMGP0059-2.jpg     IMGP0052.jpg

IMGP0046-copy_filtered.jpg     IMGP0044.jpg

上質な解像感もよいですが、モノクロでのトーンが見事ですね。カラーはより自然に出ています。こうしてみると大きなセンサーを持つカメラに引けをとらない画像が得られるように思います。
これは画像処理の効果もあるけれども、素材がよくないとここまではできません。Powershot s95を買ったときもいまどきのコンデジの画像がどのくらい良いかを見るためにいろいろといじったことがあるんですが、良い結果は得られませんでした。s95とQを比べた場合、センサーはs95よりむしろ小さいですからね。映像エンジンもあるかもしれませんが、ポイントはレンズだと思います。コンパクトデジカメだとどうしてもレンズに制約を受けると思いますが、本来はコンパクトカメラといってもこのくらいの情報を詰めることができるということなのでしょう。そういう意味ではコンパクトの交換レンズシステムというのはなかなかよい狙いだったかもしれません。
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2011年09月05日

PENTAX Qレビュー

話題のPENTAX Qを買いました。最近は小型軽量のいわゆるミラーレス一眼が流行ってますが、Qはナノ一眼という触れ込みのさらに小さな「一眼」カメラです。ポイントはAPSサイズの大きなセンサーではなく、コンパクトデジカメで一般的な小サイズ1/2.3インチのセンサーを使ったことです。
簡単に言うとコンパクトデジカメながらレンズ交換ができると言うことですね。ただ実際には様々な工夫がなされていて、立派なカメラシステムになっています。

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実際に手に取ってみると軽い驚きがありますが、まさにミニチュアサイズでドールハウスの置き物のカメラと言う感じです。トイカメラという気もしますが、これが侮れない性能を持っています。
詳細についてはこちらのペンタックスのページをご覧ください。
http://www.pentax.jp/japan/products/q/

使用

ストラップは小型なのでリストストラップに変更しました。白いボディにブラウンのストラップがなかなか似合います。下の写真では01標準レンズにフードを装着しています。

IMG_2898.jpg      IMG_2900.jpg

コンパクトカメラだけどレンズを変える感覚が面白いと感じます。レンズが小さいので交換にはやや気を使いますね。
レスポンスは悪くなくて、街角スナップ写真を撮るのにもたつくと言うことはあまりないように思えます。
バッテリーは半日使ってRAW/JPG同時記録で100カット程度(枚数で200枚、2.5GB)撮って最後の一目盛りになったので、まじめに一日とるときはもう一個バッテリーがほしいところです。
エコ機能として10秒立つと液晶が暗くなるのがあるけど、露出が変わったかと勘違いするので切ってます。ゴミ落としもついてますが、なぜかデフォルトではオフになってます。この辺もバッテリーの持ちかなと思いますね。

デジタルフィルターの種類が多いのも特徴です。さまざまなエフェクトがかけられます。
JPGで撮っていてもまだバッファに残っているときはRAWに変換できるので、カスタムイメージで撮ってもう一度直したいときはすかさずRAW保存ボタンを押してあとでインカメラRAW現像でフィルター変えても良いですね。
機能が多いのを反映して説明書が厚いのも特徴ですが、例えばプログラムシフトとかプログラムラインって説明書にぽんと出てきても露出モードのある一眼レフに精通してる人でないとわかんないのではないかと思います。

画質

画質はローパスレスと高性能レンズの組み合わせもありかなり精細な画像を取り出せますが、ピクセルレベルではAPSよりは劣ります。ただ縮小するとあまり気にならなくなります。
まえにOlympus E-20も持ってたんですけど、全体に少し前のE-20とかCanon Pro1などの高性能小サイズセンサー機に似ていると思います。この辺を現代版にしてレンズ交換出来るようにしたと考えても良いかもしれません。

画像はRAW/JPG同時記録で撮りましたが、JPG品質がなかなか良いので今回はJPG画質でPENTAX Q作例を上げてみました。ノイズリダクションとリサイズと若干のレタッチをしています。
撮ってきたのはいつものことながら山手の洋館です。前回のKiss X4も同じところで撮っているのでそちらも参考までにどうぞ。(ちなみにKiss X4はAPSセンサーで1800万画素、使ったレンズは高性能単焦点です)

こちらは01標準レンズです。すばらしい描写力の標準レンズです。F1.9という明るさも魅力ですね。
モノクロはインカメラのJPG設定です。モノクロ以外のJPG設定は「ナチュラル」です。

0065.jpg F2.8 1/100      0019.jpg F2.8 1/25

0044.jpg F1.9 1/60      0046.jpg F1.9 1/60

レンズは他に03魚眼レンズも購入しました。
9455.jpg 

こちらが魚眼レンズでの写真です。ただ画質自体はやはり01標準よりも甘めです。絞りは固定でフォーカスもマニュアルになります。

0059.jpg F5.6 1/60      0052.jpg F5.6 1/60

0075.jpg F5.6 1/30

考察

私もほとんどの写真をフルサイズのEOS-1Ds2で撮ってて言うのもなんですが、ペンタックスQの利点は逆説的だけどセンサーが小さいことです。
まずこういうコンパクトなシステムにするには、ボディーだけではなくレンズをコンパクトにする必要があります。APSサイズのセンサーではそれに見合うイメージサークルを確保するためにどうしてもレンズが大きくなります。Qでレンズとボディーのバランスが良いのはレンズのイメージサークルが小さいからです。現行レンズはそれでも余裕持ってると言うことなので、APSセンサーに合わせてギリギリで設計するよりも、余裕持ってた方がレンズ設計的にも良いですね。

9458.jpg
左は「フルサイズ」の標準レンズ(EF50/1.4)で右がPENTAX Qの標準レンズです。

また被写界深度を深く取れるという点もあります。
ショウのイベント撮りや取材なんかは一眼レフを持ってくる人もいますが、私はあえて一眼レフでなくコンパクトデジカメのs95を持って行ってます。簡単に広く合うからです。屋内で露出を保つためには絞りは開け気味になります。そうすると被写界深度は狭くなって広くピントが合わなくなります。
これでバウンス出来るフラッシュが出れば非常に実用的なプレスカメラになると思います。

逆にセンサーが小さくて困ることは、被写界深度の問題でボケないと言うことと、センサーの性能低下です。
ボケコントロールという画像処理でボケを作るモードが用意されてますが、これはあんまりうまくいかないですね。今回の作例でも良いものは取れませんでした。ファームの進化に期待です。ただF1.9だとそれなりにはぼけます。

一般に小サイズCCDで画素数が上がるのを揶揄する向きもありますが、これは必ずしも悪いことではありません。根本的にデジタルであるからにはサンプリングを細分化することでオリジナルのデータに近づきます。実際Qはローパスレスなんですが、これはコスト的な問題もあるでしょうが、このサイズでこれくらい細かくなるとローパスがなくても偽解像が発生しにくくなると言うことがあります。400万画素でローパスが弱い初代1Dなんかは偽解像でまくりで格子模様がラーメンマークになったりしてました。

またよく言われるダイナミックレンジですが、これも劇的に下がるわけではありません。なぜかというとダイナミックレンジはデジベルで測るために対数で効くからです。10%や20%下がってもそのまま直線的にダイナミックレンジに反映される訳ではありません。また新しいセンサーは高性能であるということもあります。この辺に800万画素時代にセンサー比較した記事があります。
http://www.asahi-net.or.jp/~eg3y-ssk/photo/tstar/digital/ccd2004/index.htm
ただし感度低下は問題です。実際QがAPS機と比べて劣るのは高感度性能でしょう。

もう一つこのクラスのカメラを使うときに気をつけることはシャープに写そうとして絞りこむのはよくありません。これはQ(や普通のコンデジ)は換算でなく実焦点距離で言うととても焦点距離が短くなります。APSが1.5倍とすると、これらでは5.5倍です。標準レンズでさえ8.5mmです。この場合に回析の影響が大きく出ます。前にIXYの開発者記事をみたときにはほとんど一絞り絞っても回析の影響があるようです。
普通のコンパクトデジカメは簡素化するために絞りが二段階程度で、あとはシャッター速度で露出を調整するので、絞りがないのであまりここは問題にならなりません。大抵開放で撮って、露出が合わないときだけF8くらいの絞りを下ろす程度です。
ただ絞るとやはりシャープになるのは(説明は省きますが)Qでも同じなのでベストポイントがあるはずです。これは一概には言えません。Qと01レンズに関してはメーカー作例をみるとF2.8で撮ってるので、開放からF2.8で撮るのが良いと思って上の作例ではF2.8で撮るようにしていました。

まとめ

使って楽しくとても画質も素晴らしいカメラです。持ってるだけで趣味性も高いので、カメラ好きのセカンドシステムにはお勧めです。ただしコンパクトデジカメからステップアップする人は普通にAPSサイズの一眼を買った方が良いと思います。画質面と言うよりそのほうが勉強にもなります。
買ったときにクラカメコーナーも見てきたんですが、そこにあったローライ35にふと似たものを感じました。Pentax QはAuto110を元にしたとも言いますが、そのミニチュア的な精密感はむしろローライ35に近い感覚かもしれません。

ニコンも1/1インチとかあまりないサイズのこうしたカメラを作ろうとしているとも噂されています。もともと35mmフィルムを135フォーマットとも言うのは、コダックの制定したフィルムの中で135番ということです。このライカの時代には多数のフィルムフォーマットが乱立していたようで、ライカでの35x24はまた出たかという感じの135番のフォーマットということなんでしょう。それがいつしかライカ判ともいわれる35x24に統一されたということなんでしょう。
このデジタルの時代もやはりそうした戦国時代のようにフルサイズ、APS、4/3、1/2.3その他いろいろと「システムカメラ」が群雄割拠しているのでしょう。それがいにしえのライカのように統一できる力をもったカメラが出るかというと、、まだわかりません。いろんなメーカーの試みが楽しめることでしょう。

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