2006年02月24日

PTLens 6.6.2

新しいPTLensのバージョン6.6.2からはオプションに"detect lens(レンズの自動検知)"という項目が増えました。
PT Lensでレンズの自動検知をするときにたまにレンズの種類を間違えることがあったのですが、これはファイル側のデータにも問題がある場合があるようです。そこで自動検知をしないというオプションを設けています。
どういうときに便利かというとバッチ処理するときに安心して行えるということになるとおもいます。(複数選択をするとバッチ処理となります)
そのためバッチをするときはレンズの種類は同じものをまとめてやった方がよいでしょう。焦点距離の検知は問題ないようです。

それと今回からフリーで使えるのは10枚までとなったようです。
ただシェアウエア料金は$5で据え置きです。
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2006年02月13日

PTLensの実例

PTLensの効果をシグマDC18-200で撮った画像を例にしてみます。
こうした高倍率ズームなどに収差除去ソフトを組み合わせるというのがこれからのデジタルの可能性を示す一つのパターンになりそうな気がします。

sample.gif

この画像はクリックするとアニメーションGIFで使用前・使用後を繰り返し表示します。
「オリジナル」の写真はKiss Digital NとSigma DC18-200mmズームで撮ったもので、そのテレ端です。
糸巻き型の歪曲が発生しています。また右側の光の当たったコントラストの高いところには白い部分との境に色収差のフリンジが出ています。
それをPTLensで修正したものが「補正後」です。歪曲が取れて色収差もなくなったことによりすっきりとした画像になっています。

歪曲はほぼ自動で取れますが、フリンジはスライダーで調節して取ります。
*画像は20%縮小しています。
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2006年02月07日

PTLensクイックスタートガイド

1. PTLensをダウンロードする
(Windows版のみです)

下記のホームページをまず開けます。
http://epaperpress.com/ptlens/
次に左のDownloadsのリンクをクリックして必要なものは下記の通りです。

PTLens本体(PTLensStandAlone.zip)..単体アプリケーション
Standalone versionのリンクをクリック

プロファイル(PTLensProfiles.zip)..カメラ・レンズの補正量のデータベース
Profilesのリンクをクリック

Pano12dll(pano12.zip)..実行するのに必要なDLL
pano12.dllのリンクをクリック

6.7.3から不要になりました。

プラグインモジュール(PTLensPlugIn.zip)..Photoshop用プラグイン
Plug-in versionのリンクをクリック

2. インストール

zipを解凍してください。インストーラーは特にありません。
PTLens.exeを適当なディレクトリ(例えばc:\ptlens)においてください。
プロファイルを適当なフォルダ(例えばc:\ptlens\profiles)を作ってその中に全てコピーしてください。
pano12.dllをc:\windows\system32ディレクトリに置いてください。
これで終了です。(プラグインはフォトショップの手順でやります)


3. クイックツアー

3-1 初期設定

PTLens.exeをクリックしてください。
はじめに"choose Language"というダイアログが出るので、"japanese"を選択してください。
「OKを押してからprofiles.txtを開けてください」と出たらOKを押してファイル参照リストでプロファイルのあるディレクトリに移動して"profile.txt"というファイルをオープンしてください。

*日本語が正常に表示されるのは現在のところXPだけです
それ以外のOSではEnglishをお使いください

3-2 簡単な使い方

右上の「フォルダー選択...(Directory...)」をクリックして補正したい画像のあるフォルダーを選択します。
ファイル一覧が表示されますので、補正したいファイルを選択します。すると画像が表示されます。
EXIF(画像情報)が正しく入っていれば自動的にどのカメラとレンズのどの焦点距離で撮ったかが表示されます。
正しくなければメニューで選びなおします。

適用したい項目を下の「補正の適用(Correct)」欄でチェックしてください。
歪曲であればこのまま「適用」ボタン(Apply)を押すだけです。(入金していないと10秒ダミーカウントダウンがはじまります)
「補正適用中..」の表示が終われば同じフォルダに"_pt"という拡張子が付加されたファイルが新たにできるはずです。

色収差と周辺減光についてはスライダーをいじってみてください。
細かい点はマニュアルに記載されています(マニュアルの入手は5. 参照)。

4. オプションの説明

EXIFにテレコンやワイコンが反映される機種なら「カメラはワイコン・テレコンを自動認識するか」をオンにしてください。
歪曲補正の結果できる黒縁を取りたければ「黒縁を取るためにサイズ変更する」をオンにしてください。
専用のビュアーを使いたければビュアーにアプリの位置を指定してください。

5. シェアウエアとマニュアル

本製品はシェアウエアなので下記アドレスで$5,$10,$20のいずれかの寸志を払うと上記のダミーカウントの解除方法とマニュアルをダウンロードすることができます。これにはPayPalアカウントが必要です。
マニュアルは英語なのでマニュアルに基づいて詳細にやるときは言語をEnglishに戻した方が良いかもしれません。

*インストール後にもしmsvcr71.dllがないというエラーが出たらインストールガイドのアドレスからダウンロードしてください。
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2006年02月06日

PTLens -- 収差の電子的除去ツール

写真にはレンズの光学的な問題によりさまざまな収差と呼ばれる歪みや画質低下が生じます。
それを減らすために高価な硝材を使用したLレンズなどはかなり高価なものです。他方でデジタルカメラでは画像はPCのデータですから、電子的にそれを補正すればよいという考えがあります。
PTLensはそうした電子的に画像の収差を補正するツールです。
ホームページはこちらです。
http://epaperpress.com/ptlens/

収差や収差に似た光学上の問題にはさまざまな種類がありますが、PTLensで補正できる収差は歪曲収差・色収差・周辺減光となります。また魚眼の補正も行えます。(パースの補正はできません)
なかでもメインは歪曲収差の補正といえるでしょう。フォトショップでもむかしから歪曲収差の補正はされてきましたが、手作業で画像毎にグリッドやレイヤーなどで調整するなどなかなか大変であったと思います。
PTLensの特徴はあらかじめカメラとレンズの修正量のデータベースが用意されていて、ほぼ自動的に収差補正ができてしまうというところです。補正すべき量は画像のEXIF情報からレンズの種類で判断すれば良いわけです。
これは便利でたいていの場合はボタンクリック一発でかなり正確に補正できます。またデジタル一眼レフだけでなく、コンパクトタイプのデジカメもサポートされています。(一枚の処理はだいたい4〜5秒くらいです)

下記の例ではズームのテレ端ですが糸巻き型の収差が出ているのが分かると思います。また右側の高コントラストの部分に色収差のフリンジも出ています。それを補正した実例も後でアップします。

ptlens1.jpg

このデータベースはかなり膨大な量でよく使われるカメラとレンズの組み合わせをだいたいカバーしています。
サポートされている種類は上のホームページのProfiles欄をクリックすると分かります。FoxedがコンパクトでInterchangeがレンズ交換式(一眼レフ)です。
Canon, Nikon, Konica Minolta, Olympus, Pentax, Sigma, Contax, Leicaなどの各種デジタル一眼とコンパクト、さらに普及ズームから高級レンズ、シグマなどのサードパーティーレンズまでかなり豊富です。各種補正用データは専用のキャリブレーションチャートを使って製作されます。

似たようなコンセプトのツールにはDxOのOptics Engineがありますが、それとの比較を行ったレビューが下記のDPReviewにあります。これをみるになかなかPTLensは優秀なようです。
http://www.dpreview.com/reviews/dxoopticspro/page3.asp

他には周辺減光を補正したり、色収差のフリンジを除去することができます。こちらはスライダーを使用して補正します。また魚眼レンズを超広角のように使えるよう歪みを正す機能も付いています。
ファイルを複数選択することで、まとめてバッチ処理(一括連続処理)を行うこともできますので大量処理にも向いています。
またプラグイン版がついているのでフォトショップで使うこともできます。プラグインでは16bitを扱うこともできるようです。

もう一つ良い点として、PTLensはNeatImageのようにフリーで使い始めることができます。実際はシェアウエアで、入金しないと修正前に10秒のダミー待ちがかかりますが試すには十分使えます。ダミー待ちは$5,$10,$20のいずれかを払うことで解除できます(PayPalが必要)。何ドル払うかは気持ちとのことです。この辺のコストの安さもいいですね。

というわけで、なかなか良さそうなので私は画面の翻訳で協力しました(^.^
そのためVer6.5.1からは日本語が表示できるようになりました。ファイル名なども日本語が通るようです。
UIの翻訳でむずかしいのは文字列だけ見てもどこに表示されるかよく分からないところです。作者に聞きながらはやったのですが特にエラーなんかは表示確認できないものもあるので、つかってておかしな訳や文字ずれがあればお知らせください。
いまのところ焦点距離のactualを実効値と訳したのは直そうかと思ってます。
*日本語が表示できるのはいまのところXPだけです

クイックスタートも作成しましたので、あとでアップロードします。
posted by ささき at 23:44| Comment(3) | TrackBack(0) | __→ PTLens (電子的収差除去) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする