2013年07月01日

Carl ZeissがZEISSにブランド変更

カールツァイスがブランド名をCarl ZeissからZEISSに変更します。ZEISSの方がすべての国で通りが良いですし、Carl Zeissよりも明快にブランドを浸透できるとのこと。
http://blogs.zeiss.com/photo/en/?p=4150
またツァイスの製品群(マイクロスコープなど)ではむしろZEISS銘が多いのでそれに合わせたというのもあるようです。カメラレンズの場合は歴史が長いので、むしろ例外的であったようです。ブランドの東西分裂などがありましたね。
2011-2012にかけてブランドの再定義などを社内で行ったようですので、新ネーミングのtouitもその時の産物でしょう。

レンズの正面からも見た銘版にもZEISSと打たれます。これはtouitから適用されるようで、現行のCarl zeiss銘のtouitは希少価値が出るのではないかということです。
カールツァイスは創業者の名前ですが、ツァイス財団にとって重要な人物はむしろエルンストアッベですからフルネームにこだわる必要もないですね。
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2013年06月02日

SONY RX1 レビューと作例紹介

SONY RX1を入手しました。

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最近デジタルカメラではコンパクトなパッケージに大型センサーと高性能の固定単焦点レンズを付けたものが流行りを見せつつあります。これはフィルム時代はCONTAX T2やミノルタTC1など「高級コンパクト」として一定のジャンルがあったのですが、デジタルではシグマのDPシリーズが嚆矢となります。最近ではシグマがMerrill世代にそれを進化させ、ニコンのCoolpix AやリコーGRなどこのクラスがまた脚光を浴びてきていて、ペンタックスブランドでも用意されているという噂もあります。そしてこうしたジャンルにフルサイズというパッケージを持ち込んだのがこのSONY RX1です。
SONY RX1はフルサイズ2400万画素のセンサーにカールツァイスブランドでF2という大口径の35mm単焦点レンズ(Sonnar T* 35/2)を固定して搭載した「コンパクトカメラ」です。昨年のフォトキナ発表で昨年暮れころに発売されています。

一眼レフカメラの場合には交換レンズをそろえる都合上マウントに束縛されますが、こうしたレンズ固定式の高級コンパクトはそうした縛りがないので、趣味性の高さと共に増殖しやすいという恐ろしい特徴を持っております。

以下RX1自身の写真以外はすべてSONY RX1で撮ったものです。(RX1の写真はiPhone5)

* 言い訳的なここまでの思考過程のこと

2012年暮れ : 発表された時はフルサイズのカメラをこのサイズで作るというのはソニーがカメラメーカーとしても成熟し、家電メーカーの実装能力をもフルに発揮した総合力のあるソニーらしい独自の魅力をもった製品だと思った。いまAppleがあるような、みなが憧れる製品の位置に昔はソニーがいたわけだけど、久々にそうしたソニーの魅力が復活したと思った。
ただ画質的にはDP[12] Merrillにはまっていて、当時DPで撮った紅葉を見てこれ以上の画質はあり得ないと思ってたこともあり、しばらく忘れる。

2013年2月 : 次にCP+2013のときにRX1実機デモをいじり倒して使い勝手の良さとアナログカメラライクな作りの良さにメカ的な興味を覚える。会場を一周回ってまたRX1をいじり倒しに来る。これはまずいと自分で思ったが、DP3 Merrillを買ったこともあって、その描写に驚愕してまたしばらく忘れる。

2013年4月. DP3 Merrillで撮っていて、これは撮影というよりなにかの修行かと思い始めて、ソニプラに行ったところEVFを含めた使いやすさに感心してカメラらしいカメラとしてほしくなる。そして。。

DP[123] Merrillは決して使いにくいカメラではないけれども、カメラというよりフォビオンセンサー撮影機械という感じです。
SONY RX1はどこから見ても私の知っている「カメラ」です。デジタル時代のカメラとしては初めてライカ的なモノ作り、カメラらしいモノ作りを見た思いがします。

2013年5月 SONY RX1は2013年度のカメラグランプリに選ばれました。

* RX1の魅力のこと

RX1の魅力はまず、カメラとしてあるべきところにあるべきものがある、ということだと思います。
たとえば絞りリング、ピントリング、そして露出補正です。これはノスタルジーということではなしに、露出補正が写真家が表現する重要なポイントだから、重要なものはすぐ使える位置にあってほしいということです。

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特に露出補正がダイヤルで右肩にあるところがポイントです。これはCONTAX RTSが嚆矢で定番としたカメラのスタイルです。RTS以前のカメラでは右肩にシャッター速度のダイヤルがあったんですが、RTSではそれを追い出して露出補正ダイヤルに変えました。これはマニュアル露出からAE時代へのエポックメイキングなことでした。
デジタルだろうとフィルムだろうと露出という基本は同じで、いまでもAEが基本という点も同じですから、本来デジタルだからフィルムだからという問題ではないはずです。デジタルカメラだからアップダウンボタンの方が合理的というのは詭弁のように聞こえます。いつしか「デジタルカメラだから」という言葉ですり変わっていてみながそれで当たり前だと思うようになり、失ってしまったカメラとしてのカタチがきちんとあるというのがRX1です。
RX1はシャッターフィーリングが良く、押しやすくショックが少ないのも良い点です。シャッターは指の腹で押すっていう基本を思い起こさせてくれます。

次にデジタルカメラとして思う通りに動くということです。
大きく鮮明で見やすいEVFで構図を確認した後にフォーカスリングを回すと拡大してピント位置がわかりやすくなり、シャッターに指をかけると構図に戻って再確認し、シャッターを押してあがりを見るために背面液晶を見ようとするとアイセンサーで自動的にEVFから背面液晶に切り替わる、という一連の流れがスムーズにできます。前述のカメラとしての基本形に加えてデジタルカメラとしての新しい撮影のワークフローもきちんとストレスなく行えるわけです。

RX1はEVFの出来が良いことも特筆点です。EVFの欠如はSigma DP[123] Merrillの欠点でもあります。私は一眼レフでファインダーを除くのに慣れているのでDP[123] Merrillでコンパクトデジタル然とした両手で抱えて撮るのはなじめないですね。ファインダーは単に構図を決める、ピントを確かめると言うだけではなく、目に押し付けることで両手と合わせて3点でカメラを固定するという意味があります。前にカメラ雑誌でサルガドだったかがライカを思いっきり顔に押し付けて撮ってた写真なんかを見るにそう納得できます。これも手ぶれ補正云々という前にカメラの基本ではありますね。
RX1のEVFはものすごく良く出来ていてピントの山もとても見えやすくできています。ピーキングをオンにするとかえって「山」が分かりにくいところもありますね。背面液晶のリアルタイムビューもハイビジョンムービーみたいに滑らかです。(ただし電池の持ちを考えると標準を選択するようには書かれています)

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そしてRX1の魅力はコンパクトながらフルサイズセンサーを採用した点です。これは画質が良いと言うだけではありません。
RX1のフルサイズでの大口径レンズはすごくボケます。しかしこれは反面でパンフォーカスが取りにくいということです。これはマクロ撮影でも考慮しなければなりません。
これを考えると開放でボケを効かすF2から、被写界深度を取るため絞ったF8やF11、開放から素晴らしいけど解像力ベストはF5.6-F8である、といったところまで絞りをフルに活用するのがRX1の面白さであり、それを活かすための操作性の良さに繋がることが分かります。これに対して普通のコンパクトカメラはセンサーも小さくボケもなく回斥の影響で開放が一番画質が良いため、絞りがついていたとしても絞りを考える余地や意味はありません。

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35mmの画角のレンズも、寄って切り取り、遠近感を活かして広角表現、と使いでがあり、マクロを組み合わせるとレンズ一本での表現幅はかなり広いと言えます。
そうして被写界深度を考え、絞りを合わせ、フォーカスリングを回してファインダーで像を確かめる。露出補正を決め、ファインダーを顔に密着させカメラを固定する。こうしてカメラと一体になったことを確認して指の腹でシャッターを押す。
フィルムカメラの時に普通にできていたことが、いまRX1で普通にできることにただ驚きます。なぜいままでこれを忘れていたんだろうと思い、それがフルサイズの良さなのだということを今更ながら得心します。

こうしたカメラとして頭を使って、手を使って、カメラ機能を駆使して撮るという基本的な面白さがきちんとできているのがRX1の大きな魅力です。まず撮ってて楽しいですね。
RX1とDP[123] Merrillの違いを一言でいうと、DP Merrillはなにか特に撮りたいものがある時に持って行きたいカメラ、RX1は特に撮るものがなくても持って撮りに出かけたいカメラと言えるでしょう。

* RX1の画質のこと

もちろんRX1ではその画質の高さが魅力のひとつです。
画質は一言で言って「普通にすごくきれい」です。山手の洋館の花と椅子の構図はいままで何回も撮っているけど、このRX1の絵はしみじみと美しいなあと何回も見直してしまいました。

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等倍で見るならばローパス付のベイヤー機がDP[123] Merrillに並ぶべくもないけれども、Web用画像とか観賞倍率で普通に見るならばそう大きな差ではなくなります。それでもやはりDP[123] Merrillの方が細部の質感は優ると思いますが、発色やトーン、諧調再現性などそれ以外の要素ではRX1が優ります。特に発色はシグマ独特の発色がいまひとつだったこともあり、かなり満足する点ではありますね。もっともRX1使いこんでくるとモノクロで撮ることが多くなってきましたが。
もちろん高感度性能はISO200より高い感度では取りたくないDP[123] Merrillとはくらべるべくもありません。どこまでいけるかというのはあまりまじめにテストしていませんが、普段はISO Audtoにしていればたいていの場面で手ぶれ補正は不要ですし、ノイズが出ても自然なのであえてNeat Imageすることもないです。下はISO2500で撮ったものでNeatImageなどノイズリダクションはかけていません(インカメラでは弱で使用しています)。

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しかしやはりRX1の白眉はダイナミックレンジの広さ、光を取り入れる表現の奥深さでしょうか。実のところAPS機とフルサイズ機では数値的なダイナミックレンジの差は思ったほど大きくはありません。これはダイナミックレンジは対数表現するという点にも理由があります。センサーの飽和電荷量がサイズに比例的に増えてもダイナミックレンジは対数で効くのでAPSとフルサイズの数値的な差はそう大きくありません。
とはいえ、実際に撮ってみるとRX1の光を取り入れてシルクのように滑らかに再現する能力は特筆ものです。
DP[123] Merrillが質感で表現するカメラというなら、RX1は光で表現するカメラといえるかもしれません。ダイナミックレンジもそうだけど、高感度での光の余裕もそうですね。

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またRX1の特徴の一つは単に固定レンズを付けたということだけではなく、組立ての際に測定しながら個体ごとにスペーサーを使用して像面の傾きのばらつきを最小にしているということでするこれによってレンズの光学性能以上に平面性を上げているわけです。これは開放によるスナップですが、立体写真のように見えます。

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またRX1はモノクロが面白いカメラです。DP3 merrillでもモノクロモードがフィーチャーされてフォビオン+モノクロモードというのに期待はしたけれども、これはいまひとつでした。いままで彩度をゼロにするだけだったけれども、今度はチャンネルミキサーでやりましたというくらい。これならフォトショップの標準機能でできるというくらいです。RX1のハイコントラストとリッチトーンはフォトショップでやってもフィルターかアクションが必要になるし、それを撮影時点でのプレビューで確認しながら取れるのは面白い点ですね。

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通常、リッチトーンモノクロ、ハイコントラストモノクロ

これらで撮るとJPEGオンリーになるけれども、JPEGだとRAWと違って露出を一発で決めないといけないのでそれもフィルムのポジライクで面白いことです。ひさびさにJPEGで撮る面白さというのを味わいました。
下2つはリッチトーンでの写真です。池の写真も名勝でもないその辺の池ですが、リッチトーンで撮ると素晴らしい美しさを見せてくれます。

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ハイコントラストも白と黒というシンプルな世界をより際立ててくれます。

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こちらは横浜の外人墓地でのスナップです。時の経過を感じさせてくれます。

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* ゾナーのこと

RX1のレンズはカールツァイスブランド(またはカールツァイス品質)のSonnar T* 35mm F2が固定装備されています。
T*(ティースター)というのは私の写真ホームページのアドレスにも使われていますが、ツァイスのコーティングのことでティースターレンズと言うと現代ツァイスレンズの代名詞でもあります。ちなみに単にTというとシングルコーティングのことで、T*はマルチコートのことです。
私もフィルムカメラを使ってたころはヤシカコンタックス(以下ヤシコン)のレンズをたんまりと使っていました。P55/1.2のあり得ないような解像力、P135/2のうっとりするようなトーンの滑らかさ、D21/2.8の10年先をいっていたデジタル対応可能な設計などなど現代ツァイスレンズは、いにしえの伝説的なツァイスに比べても魅力はたっぷりあります。RX1のレンズはどこで設計されたにせよ、その描写力の伝統を引き継いでいると思います。
マクロ位置切り替えがあるのはツァイスらしくない言う向きもありますが、過去にはハッセル用のDistagon 55/4のFLEがありますのでこの点についてはそうはいえないと思います。

Sonnar(ゾナー)というのはもともとは戦前にツァイスのベルテル博士が開発した画期的な大口径(F1.5)のレンズタイプです。レンズタイプとはある決まったレンズ構成のことです。たとえばツァイスでは他メーカーでダブルガウスと言っているレンズ構成はプラナーと呼ばれます。オリジナルのゾナーは戦前にカメラ界を二分する大論争を起こしたほどの名レンズでした。こちらの私のカメラページに新旧イチゴゾナー撮り比べが載っていますのでオリジナルのゾナーについてはこちらを参照ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~eg3y-ssk/photo/tstar/sonnar/index.htm

しかしながら、このオリジナルのゾナータイプについてはバックフォーカスが取れないという一眼レフでは致命的な問題のため一眼レフ時代になった戦後はダブルガウスに道を譲っています。RX1のゾナーはみたところオリジナルのゾナーとは異なるので、ゾナーと呼ぶのはおかしい気もしますが、戦後のツァイスではゾナーはさまざまな使われ方をしています。これは戦前にゾナーという名前があまりにも有名でステータスを持っていたので、レンズタイプに関係なく「ツァイスの高性能レンズ」という意味合いでゾナーという名称を使用していると思われます。たとえばヤシコンNシステムのマクロゾナーはもともとマクロプラナーという名でしたがインナーフォーカス化のために再設計をしてプラナーとは呼べなくなったので、名前が変わったんで予約取り直しをしたほどです。それほどツァイスにとってレンズタイプの名前と言うのは大事なことでしたが、最近のTouitなんかは開き直ってただのブランド名になってしまいました。まあ最近のコンピューター設計のレンズではタイプにこだわる必要はもうないとは言えますね。
オリジナルのゾナータイプについては最近では宮崎光学の宮崎さんが特に研究をして進化させつつ製品化していますが、別の話になるのでやめておきます。(私もPentax Q用のゾンネタールを持ってます)

*35mmF2.0レンズのこと

一般に単焦点の35mm F2.0というのは玄人好みのレンズで、コンパクトな割にそれなりに明るく、画角が見た目に近く自然です。ストリートスナップの人が好む焦点域で、たとえば旧ヘキサーは35/2固定のカメラです。旧ヘキサーも当時の高級コンパクトであるCONTAX T2やMinolta TC1などと比べると大きくて沈胴しないレンズなど、RX1がフィルムカメラとしてもっとも似ているのはこの旧ヘキサーでしょう。
交換レンズでは私はライカMのズミクロン35/2ASPHを持ってましたが、コンパクトで素晴らしいレンズでした。
http://www.asahi-net.or.jp/~eg3y-ssk/photo/leica/m35f2asph/

F1.4ではヤシコンのDistagon 35/1.4を持ってましたが、F1.4になると大きくて扱いにくくなります。また一眼レフだと35mmはレトロフォーカス設計になるのでそれも大きさに拍車をかけます。

私はけっこう単焦点使ってた人なんですが、35mmというのはひとことで言うと「一番簡単だけど、一番使いこなしが難しい」と言えるレンズです。
というのは28mmだと広角の効果が明確なのでそれを利用した撮り方が容易で、50mmだと構図の切りとりに便利です。しかし35mmはそうではありません。言い方を変えると28mとか50mmはレンズがこう撮れと教えてくれますが、35mmはそう教えてくれません。
35mmは自然なゆえに漫然と取っていると漫然とした写真になってしまいます。ただ自然に街角風景をあるがままに撮るという点ではそこがいいところなので、ストリートスナップの人たちが好むところなんでしょう。

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RX1は大きなレンズに最小限のボディというのがデザインの特徴ではありますが、35/2ならばライカあたりのレンジファインダーレンズを考えるとマニュアルフォーカスならばもっと小型化は出来るかなと思います。やはりAF化することで大きくなってしまうかという気はしますね。フィルムとはテレセントリック(センサーへの直入射)特性など異なる点はありますが、やはりAF化ということがレンズの大型化としては大きいと思います。特にRX1ではインナーフォーカスで動かすレンズも重いようですから。

レンズ自体は先に書いたようにF2開放で十分な性能を発揮して絞ると向上し、F5.6-F8でピークになり、その後に回斥の効果で画質低下するという、35mmで慣れた特性を持っているところが良いところです。絞りを駆使する面白みがあります。
前に書いたようにボケやすい反面でパンフォーカス(広くピントを合わせる)ができにくいので35mmレンズの過焦点距離を知っておくとよいでしょう。過焦点距離に合わせることで、∞から過焦点距離÷2の距離までピントを合わせることができます。過焦点距離は計算で算出します。
ピントリングに距離指標がないので設定しづらいけれども、だいたい計算するとF5.6で6.6m(3.3m-∞)、F8で4.6m(2.3m-∞)、F11で3.3m(1.7m-∞)、F16で2..3m-∞)ですね。もうひとつデジタル的な方法はねEVFなどで遠いほうからマニュアルでピント送りして、近くの撮りたいところまで合わせるという方法です。こちらは下のつつじから背景までその方法で合わせています。

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*

もちろんRX1にも欠点はあります。一番は高いことですが、次は重いことです。
RX1はハンドストラップを使って軽快に撮りたいタイプのカメラだけれども、ハンドストラップだと長時間使っているとやや手首に負担がかかる感じですね。DP[123] Merrillよりもやはり気になるレベルではあります。またレンズシャッターの限界があり、特に開放はかなり日中は取りづらいのが難点です。ND内蔵機能はあっても良かったかもしれません。
バッテリーは持たないとは言われますが、DP[123] Merrillよりは持ちます。DP[123] Merrilでは一台につき2-3個の予備バッテリーを持ちRAWのみで撮りますが、RX1ではRAW/Jpeg同時記録にしても予備バッテリーを一個持つ程度です。
それとスリープ復帰にやや時間かかる点も難と言えるかもしれません。EVFは特にラグがありますね。

とはいえ総合的にみると、こうしたフルサイズコンパクトの一号にしては完成度が高くあまり文句のつけようはありません。しかしRX1はやはり万人向けのカメラではありません。そこはDP[123] Merrillとは大きく変わらないかもしれません。いまから写真を始めようと言う人はこういうのではなく一眼レフまたはミラーレスのシステムをお勧めします。
RX1はカメラ好きのためのカメラです。特にフィルムから長いこと写真やっている人はRX1の世界に居心地の良さを感じることでしょう。


いま、カメラというものがムービーと見分けがつかなくなるのか、同じものになるのか、わけがわからなくなりつつあります。もともとライカの昔にスチルカメラはムービーカメラから派生したものですからある意味この流れはおかしくありません。はじめのパルナックが作ったライカはツァイスのムービー用のキネ・テッサーを装備してムービーフィルム二コマ分をスチル一コマとして定めました。それがデジタル技術によってまたカメラとムービーは近づいて融合していくのかもしれません。これは正しい流れかもしれませんが、行きつく先はだれにも見えていません。
RX1はそうした中でノスタルジーにはまりすぎることなく、カメラというもののカタチを再認識できるカメラといえます。デジタル時代になってこのかた始めてカメラらしいカメラを使った気がするのがRX1です。使って楽しく、美しく撮れるというカメラという趣味の原点も思い起こさせてくれます。
RX1は価格も高価ではありますが、カメラという趣味をまじめに考える人にとっては価値あるものとなることでしょう。

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2013年05月28日

清里の乗馬と写真と音楽と食と温泉の旅行記

昨年も定期的に清里に行って乗馬がてら写真も撮って楽しむという週末を過ごしてきましたが、今年もまた長い冬が明けて昨年11月以来初めて行ってきました。清里ではなんと先月の今頃まで雪が降ってました。

まずメインの外乗(遠乗り)ですが、これはいつもは馬場でレッスンを受けているのを、馬場から出て山の中を騎乗しながら歩き回ったり走ったりするというものです。こちらはお世話になってる牧場です。向こう側に見える木々の中に入っていきます。

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iPhone5

今回は乗馬の日(月曜日)は天気がやや悪かったんですが雨は降りませんでした。乗る馬はサラブレッドではなく中間種という種類で、平地で速いサラブレッドよりも山の中は足腰が強いもの。スポーツカーと4駆みたいな違いですね。ここの写真はGoPro2の写真モードで撮ったものです。VoctorのGC-XA1も試しに買ってみたんですが、これは画質がいまいちで静止画モードはさらに良くなかったですね。GoPro HERO2は超広角カメラとしても十分に使うことができます。画質も良いですね。

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GoPro2

上は出る前に馬場で馴らしをしているところ。しかしこの時に左の鐙(あぶみ)がすぽっと取れて汗かきましたが、馬場でよかった。しばらく牧場主が鐙を直してる間に片方の鐙だけで踏んで、抜けたほうは足で馬体を挟むという半裸馬状態で乗ってみましたけど、全然バランス取れない。よくローマ時代とか昔の人は鐙なくて乗ってたな〜と感心。鐙が直るといったん下馬して乗り直しますが、いつもはぬるく踏み台つかって乗るところ、踏み台なんか使わず乗れ、ということで映画みたいにひょいと乗ろうとするけど、馬はそもそも高いので一発じゃ無理。二・三回やってやっとオーケー。

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GoPro2

そうこうして牧場から出て清里の木々の中に乗り出します。今回は新緑が美しかったですね。
ちなみに馬は道交法では軽車両なので道路では左側を歩きます。

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GoPro2

だいたいの写真において前の馬との距離が一定であることに気がつかれると思います。これが外乗でのポイントで、馬はこうして隊列組んで整然としているのが一番安定してます。が、山に入ると馬にとっては周りがみなバイキング料理の皿みたいなもんですから勝手に草を食おうとしたり、乗り手に飽きたり、用足したりするのでそれを乗り手がきちんと指示して前の馬について行かねばなりません。それが遅れると即座に指導員に怒られます。そこが単に馬にまたがって見物してるわけではないというところです。まあここの馬はみな慣れてるので勝手に詰めてくれたりしますけど。。

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GoPro2

下の画像で遠くに見えるのは八ヶ岳の主峰赤岳(だと思う)で、なかなか姿を見せてくれないのですがこの時は曇りでも姿は見えました。下右は牧場に帰還するところです。

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GoPro2

そして清里に行くとやはり普通に写真も撮りたくなります。日曜は晴れてたので写真には良い日和でした。清里の周辺や野辺山の電波天文台もお気に入りの写真スポットです。下左は清里の朝、下右は電波天文台(左側)近辺の野辺山をパノラマで撮ったもの。

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iPhone5

今回の写真のメインは少し前に買ったSONY RX1でいろいろ撮りました。RX1はけっこう気に入っていてレビューページも作成中です。

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iPhone5

清里の写真もまた別にアップしますけど、今回は野辺山の天文台では見学の際に携帯電源オフが必要なのでiPhoneでは電波アンテナを撮ってません。そこでプレビュー的にRX1で撮った写真をアップします。左はJPEG撮って出しで、右はモノクロモードです。RX1の隠れた長所はモノクロが良いところです。

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SONY RX1

清里は美術館とか博物館もなかなか見所があります。下はホールオブホールズというオルゴール博物館(ここは内部写真可です)。前にユダヤの金持ちが作った自動ピアノのことを書きましたが、今回は人が少なかったので特別にリクエストしてこの自動ピアノを独占状態でたっぷりと楽しんできました。

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iPhone5

よくこのロール紙のアナログ記録だけでこんなに複雑なタッチが記録できるなと感心します。ペダルの動きももちろん加味されているとのこと。最新のヤマハのグールド再現イベントのデジタル自動ピアノよりも90年前のアナログロール紙記録の自動ピアノの方がリアルで生っぽく自然ですね。ガーシュインとラフマニノフが実際に自ら記録したラプソディインブルーと鏡を聴きましたが、本人の演奏を聴けるとはなんともぜいたくな。当時は作曲家が小銭稼ぎでよくこういう自動ピアノの記録をやったということ。操作もシンプルでロール紙の自動巻き戻しもあるなどユーザーフレンドリーです。下はガーシュイン自ら録音したラプソディ・イン・ブルーの演奏をiPhone5で撮った動画です(97MBあります)。



実際にオルゴールって初期は金装飾をして貴族のステータスだったけど、時代が移ると家庭で使われるように考えられてきて、当時のホームオーディオみたいなものだったんではないかと思います。実際このユダヤの自動ピアノなんかは現代のどんなハイエンドオーディオ機材でもかなわない究極の家庭音楽鑑賞ですね。

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iPhone5

清里の食に関してはこちらは名物ロックのカレーです。ボリューム多すぎではありますが、これを食べないとどうも清里に来た気がしません。壁の言葉"Do your best and it will be first class"(最善を尽くして一流たれ)は清里開拓の祖と言われるポールラッシュの言葉です。
それと清泉寮ソフトクリーム。こちらはKeepファームショップだと清泉寮の売り場よりあまり混まずに買えます。Keepファームショップの周りは下のような景色が広がっていて、これ見ながらゆったりと清里気分に浸りながら濃厚ソフトクリーム食べるのが定番。

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iPhone5

清里グルメ系となるとこちらは中村農場の親子丼です。やはり卵がおいしく濃厚です。鶏もいいけど、こちらは東京のきちんとした地鶏のうまい店ならこのくらい出すかなあと言う感じ。でも卵はやはりここでないとこれだけの味は無理かも。御膳と言うと余計な惣菜が付いてくるので単品スープ付きと頼むと良いです。中村農場ではラーメンもけっこう良くて、鶏ガラスープが抜群。今回はラーメンメニュー改定ということで次の日も行こうとしたんですが混んでいて断念。

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iPhone5

今回はこれのほかに仙人小屋という食事処でクマ焼肉定食を食べる予定でしたが、行ってみるとすごい混雑。ただでさえ食事出すのにすごい時間かかると言われているところなんで今回はパスしました。こちらは次回持ち越しテーマとなります。

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iPhone5

盛りだくさんの週末をいやすにはやはり温泉。上は天女の湯で、露天風呂は新緑やつつじが美しかったですね。
泉質も柔らかめで疲れた体には良い感じです。温泉で残されたテーマは増富ラジウム温泉とほったらかしの湯ですが、これもまた清里から往復一時間以上かかるので次のテーマ。

さて次の清里行は梅雨のさなかになりますが、どうなるか。。
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2013年05月01日

カールツァイスの新しいレンズファミリー、"Touit"

カールツァイスのレンズといえばプラナーやゾナーみたいな名前がユニークですが、新たにTouitなる名前ができました。
これはEマウントとかXマウントのようなミラーレス用のレンズファミリーを指すようです。Touit 32/1.8なんかは下記リリースの中でプラナー構成と書いてますが、レンズ名としてはプラナーではなくTouitとなります。
http://lenses.zeiss.com/camera-lenses/carl-zeiss-camera-lenses/camera_lenses/touit/touit1832.html
プラナーというのはレンズの平面性が高いために平面という意味から派生しています。このTouitという名前の由来は下記のカールツァイスブログに書いてありますが、ラテン語の鳥の名前からきているようです。Touitは尾の長いオウムのことのようです。またdo itという英語の発音に近いことも良いとのこと。
http://blogs.zeiss.com/photo/en/?p=3518
これからはレンズの光学構成ではなく、こうした愛称シリーズで行くようです。ツァイスもライセンスものが多くなり変わったということでしょうか。。
posted by ささき at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ カメラ・レンズなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

DP3 Merrillとソフトフォーカスの桜

今年の桜は開花時期が早すぎたことと週末の天候不良であまり写真が撮れませんでしたが、いつもの青雲寺の桜を撮ってきました。ここのメインの天然記念物の桜はもうすでに終わっていますが、その周りのしだれは遅咲きなのでそれを狙っていきました。

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今回はDP3 Merrill一本でいくつもりでしたが、シャープなDP3とソフトフォーカスを組み合わせてみようと思いました。ソフト効果を得るにはフィルター(52mm)を使用しています。

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左はフィルターあり、右はフィルターなしです

下はフィルターなしの写真で、左は本来はメインの青雲寺の桜です。葉桜もきれいではありますが、来年はきちんと良いタイミングで撮りたいものです。

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2013年02月25日

「羅漢」 - DP3 Merrill

フォビオンセンサーを使用した高性能コンパクトカメラ、DP Merrillシリーズ待望のDP3 Merrillが発売されました。
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従来のDP1(28mm相当)とDP2(45mm相当)に対して、DP3 Merrillは75mm相当と中望遠レンズの領域のレンズ固定カメラであることが新鮮です。これはカメラ市場でもまれな例で他ではかつての二眼カメラ・テレローライがあったくらいです。これは中判カメラで35mm換算でやはり75mm相当でした。テレローライは主にスタジオ用途でポートレート撮影を行うためのカメラですので、スナップなど向きのコンパクトカメラで中望遠固定というのは前代未聞のユニークさです。

またDP3 Merrillのもう一つの特徴は新しいモノクロームモードです。通常のデジタルカメラの(ベイヤー)センサーではカラーフィルタによって透過した光だけを使うので光のロスを生じます。しかしフォビオンはカラーフィルターがないのですべての光を露光できます。フォビオンはローパスがないシャープさというのがよく特徴として言われますが、こうした特性もあるわけです。その特性を生かしてモノクロを生成するモードです(従来のモノクロモードはカラー画像の彩度をゼロにするだけでした)。

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これらのDP3 Merrillの特徴を生かすため、ひさびさに川越市に行って喜多院の五百羅漢を撮ってきました。全体は上画像のようなものです。
羅漢とは釈迦の弟子のことで、喜多院の五百羅漢は特に有名でさまざまな表情を見せてくれます。それをDP3 Merrillで表現してみました。写真はすべてSigma DP3 Merrillです。

SDIM0061.jpg    SDIM0100.jpg    SDIM0082.jpg

SDIM0109.jpg      SDIM0127.jpg      SDIM0156.jpg

SDIM0167.jpg    SDIM0174.jpg    SDIM0179.jpg

SDIM0203.jpg      SDIM0207.jpg      SDIM0210.jpg

SDIM0250.jpg    SDIM0189.jpg    SDIM0231.jpg

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75mmは50mmに比べると望遠らしい遠近感の圧縮効果があるのでその辺を使うのもポイントだと思います。DP3 Merrillでは今回近接性能(マクロ)が強化され、そのためAFがやや遅くなっていますがフォーカスリミッタにより最適化できます。

また川越は小江戸と呼ばれ、古くからの商家である蔵つくりの街並みでも有名です。一般的なカラーでのDP3 Merrillの画質作例はこちらでどうぞ。

SDIM0261.jpg     SDIM0272.jpg

ちなみにもうひとつ川越で有名なのはサツマイモです。よく焼き芋の売り文句で「栗(九里)より(四里)美味い十三里」といいますが、この十三里とは江戸から川越までの距離です。こうした語呂合わせは名前そのものを言わない江戸らしい粋な言い方ですね。

最後にDP3 Merrillの画質についてちょっと驚く例を挙げておきます。下は例によって買った直後に撮った国際フォーラムでの写真ですが、左の写真の左側中部分を100%(等倍)で切り出したものが右です。シャープネスはかけていません。(DPは緑被りしやすいのでカラー補正のみしています)

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等倍の右写真の椅子などをみてもこれがデジタルカメラの等倍画像とは思えないでしょう。普通のカメラなら縮小したような絵を等倍で可能にしているのです。こうしたずば抜けた描写性能をみせるDP3 Merrillを使いこなしていくというのは楽しみなことです。
ちなみに上の国際フォーラムの画像の絞りは開放(F2.8)です。最高のレンズと最高のセンサーのハーモニー、それがDP3 Merrillです。
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2013年02月11日

小田原流鏑馬2013

春はまだ先のような寒さが続きますが、一足早く小田原で梅祭りがおこなわれ、恒例の流鏑馬が行われました。今回も4名が女性射手というなかなか華やかなものでした。
撮った場所は一の的のあたりで、カメラはEOS-1D Mk3です。主にアップはEF70-200/2.8L IS、流し撮りは24-105/4L ISを使用しています。

8T9Z1488.jpg   8T9Z1547.jpg
映画でも活躍された川崎射手、背後の梅が小田原らしいところです。馬は八竜(はちりゅう)

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昨年デビューしたばかりで光る吉田射手、馬は彗星

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ポスターの図案にも採用された黒髪なびく黄靖乃(こうやすの)射手、馬は和種の源太産衣(げんたうぶぎぬ)

今回は久々の流鏑馬撮影でしたが、まずそのスピードについていけません。流し撮りも少し大変でしたが、いくつか撮りました。トウショウボーイの血を引く最速馬・秀月のスピード感もなんとか撮れました。

8T9Z1558.jpg     8T9Z1658.jpg
有本射手・秀月、阿部射手・八竜

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阿部射手・八竜、秋山射手・彗星

今回のトップはベテランの内藤射手でした。いつもはベテランの宮崎射手や内藤射手でいい写真が撮れるんですが、今回はあまり撮れなかったのもまだ慣れてないかもしれません。さて、今年も少しずつスピードに慣れていって頑張って撮っていきたいものです!
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2013年02月02日

CP+ 2013

CP+ 2013行ってきました。
まずはいまのところすっかりメインのDPシリーズの新型DP3 Merrillです。これはDP1/2よりも鏡筒が長いのですが、マクロ機能のための繰り出しに使われているようですね。

IMG_0627.jpg  IMG_0628.jpg  IMG_0629.jpg

またモノクロモードが追加されますが、これはフォトショップでいうところのチャンネルミキサーを使ってモノクロ化するタイプのように思います。またフィルムっぽい粒状性の追加も可能です。

IMG_0630.jpg

レンズではアートシリーズのシルバーがなかなかいままでにない仕上がりですね。また"デジタル時代の標準レンズ" 30/1.4は光学系も刷新されるようです。左側にあるのはUSBドックでレンズの調整がPCから可能になるというものです。

IMG_0631.jpg   IMG_0635.jpg

30/1.4については以前けっこう使っていて記事を書いてますので下記リンクをどうぞ。前はデジタル時代のクセ玉という感じでしたが今度は優等生になりそうん感じです。
http://blog17gray.seesaa.net/category/1045214-1.html

ハッセルのミラーレス"Lunar"もさわってきまたしがさすがに質感は素晴らしいもので、グリップのにぎり心地も良かったですね。ハッセルではグリップなどをカスタマイズして趣味性路線で売るよう。NEX7ベースにしては5000ユーロととんでもなく高いですが、ライカが一定の需要があるのでこちらもいけるということなんでしょう。

IMG_0648.jpg  IMG_0650.jpg  IMG_0647.jpg

ツァイスがフォトキナに出して話題だったDistagon 55/1.4はコシナブースにて出展です。フォトキナと同じデモ機のようですね。となりはアポゾナ135/2です。

IMG_0656.jpg

SONYのRX1は実際に持ってみるとフルサイズなのにそのコンパクトさには驚きます。APSのDPシリーズよりもさらに薄い感じですからね。カメラメーカーと家電メーカーとしてのSONYの良いところが本格的に融合したというところでしょうか。

IMG_0660.jpg   IMG_0662.jpg

SONYではPlanar 50/1.4 ZA SSMも興味ありました。標準50mmで非球面二枚というのは普通ありえないですね。構成図のシェイドのところが非球面です。

IMG_0659.jpg

イロハのイである基本の標準レンズを本気で作るところはライカだけかと思ってましたが、このDistagon 55/1.4、P50/1.4 ZAとアポズミクロン50となかなか面白い展開になってきました。フィルム時代だとほとんど煮詰まっていた分野が、またデジタルの数千万画素時代になって盛り上がってくるというのも興味深いところですね。






posted by ささき at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月05日

DP2 Merrillと冬牡丹

さて、今年も撮り始めは冬牡丹にしました。こちらは上野の東照宮の冬牡丹園です。
ミノは本来雪よけですが、雪が実際に積もっているのはここ数年見たことがありません。その代り木漏れ日を花に降らせる役割をしてくれます。
今回はSigma DP2 Merrillで撮ってみました。このシャープすぎるカメラを花に使うのは向いていない印象もありますが、その描写のリアルさは花の美しさを引き立たせてもくれます。

SDIM0554.jpg   SDIM0558.jpg   SDIM0591.jpg

なお接写では純正のクローズアップレンズAML-2を使用しています。

SDIM0671.jpg   SDIM0613.jpg   SDIM0601.jpg   

さて今年もいろいろと撮っていきたいものです。
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2012年12月09日

本土寺の紅葉2012

今年の紅葉の締めくくりとして千葉の本土寺の紅葉です。土地自体は平林寺ほど広大ではありませんが、ここは撮るポイントがたくさんありヴァリエーション豊かに撮ることができます。

今回もメインはSigma DP1 MerrillとDP2 Merrill(以下DP1M, DP2M)の二台体制で撮ってきました。
IMG_9134.jpg
iPhone5

さまざまな撮り方のできる本土寺での紅葉撮影は、まさにDP1 MerrilとDP2 Merrilの圧倒的な描写力のショウケースになっていると思います。

SDIM0846.jpg   SDIM0722.jpg   SDIM0730.jpg
DP1M, DP1M, DP1M

SDIM0731.jpg   SDIM0818.jpg   SDIM0467.jpg
DP1M, DP1M, DP2M

SDIM0781.jpg   SDIM0769.jpg   SDIM0737.jpg
DP1M, DP1M, DP1M

SDIM0720.jpg   SDIM0429.jpg   SDIM0450.jpg
DP1M, DP2M, DP2M

SDIM0518.jpg   SDIM0544.jpg
DP2M, DP2M

SDIM0842.jpg   SDIM0530.jpg
DP1M, DP2M

SDIM0767.jpg
DP1M

0518と0818の回廊は同じ場所からDP1MとDP2Mで撮り比べたものなので、それぞれ画角の違いとそれによる表現の違いも分かると思います。またここは徳川家康の側室である秋山夫人の墓があるところで、0731は秋山夫人の墓です。

さて、これで今年の紅葉も終わりです。フォビオンMerrillセンサーもこれ以上ないというくらいの画質で答えてくれ、この本土寺の撮影でかなり満足してしまいました。また来年はまた別なアプローチもしてみようと考えています。
posted by ささき at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | __→ Sigma DP1・DP2・DP3 Merrill | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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